今年も複数応募キャンペーン

   

 本日お昼頃の「カクヨムからのお知らせ」で、カクヨムコン関連の新たなキャンペーンの告知がありました。


【~2/1】図書カードがもらえるチャンス!「カクヨムWeb小説短編賞2023」複数作品応募キャンペーン

https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon9_shortcp


 冒頭部分に、


>応募受付開始から大盛り上がりの「第9回カクヨムWeb小説コンテスト」。長編の活況に目が行きがちですが、「カクヨムWeb小説短編賞2023」も負けていません!


 と書かれているように、カクヨムコンのメインであろう長編でなく、今回は短編の方に限ったキャンペーン。複数の短編を応募すると抽選でプレゼントがもらえる、という話です。

 カクヨムコン短編の複数応募といえば、例えば前回のカクヨムコンでは1月13日に、


 5作品以上応募でアマギフ5000円が10名に! 短編マイスターキャンペーン開催

https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon8_short_Meistercp


 という「お知らせ」がありましたし、前々回のカクヨムコンでは12月26日、さらにその前年のカクヨムコンでは12月24日に「複数作品エントリーを応援するキャンペーン」の告知がありました。


【求ム! 短編小説マイスター】「カクヨムWeb小説短編賞2021」複数作品エントリー応援キャンペーン

https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon7_short_cp


【求ム! 短編小説マイスター】「カクヨムWeb小説短編賞2020」への複数作品エントリーを応援するキャンペーンを開催します

https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon6_cp4


 去年までの「短編マイスター」という名称ではありませんが、まあ似たようなものなのでしょうね。参加者側の応募意欲を掻き立てるための企画だろう、と思います。

 せっかく前回までの「お知らせ」URLも並べてみたので、改めてそれぞれの告知を読み直して、プレゼント内容を比べてみると……。

 まず「2020」と「2021」では『3作品以上エントリー』が条件で『カクヨム運営が「短編小説マイスター」に推す5名様に「図書カードネットギフト 2000円分」を、また抽選で30名様に「図書カードネットギフト 1000円分」を』だったので、当時は「抽選」以外も設定されていました。

 これに対して「2022」では『2作品以上エントリーされている方から抽選で30名様にAmazonギフトカード1000円分を』『5作品以上エントリーされている方からは、抽選で10名様にAmazonギフト券5000円分を』というように、全て抽選。その代わり応募作品数に応じて人数もプレゼント内容も違う、という形式になりました。

 今年の「2023」では、


>5作品以上応募:抽選で5名に図書カードネットギフト3000円分をプレゼント

>2作品以上応募:抽選で30名に図書カードネットギフト1000円分をプレゼント


 となっているので、だいたい去年と同じでしょうか。Amazonギフト券から図書カードに戻ったり、5作品以上応募のほうの人数や金額が減ったりしていますが、その辺りは些細な点と考えれば。

 なお今回の「お知らせ」の中で、


>また、現在、『総応募数に応じて当選者数UP!カクヨムコン9に応募して「トリぐるみ」をもらおうキャンペーン』も実施中!


 という一文もあったように、一昨日にも「たくさん応募しましょう!」的な告知が出ていました。


総応募数に応じて当選者数UP!カクヨムコン9に応募して「トリぐるみ」をもらおうキャンペーン

https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon9_keyholder


 そちらの「お知らせ」では、


>※これまで公開していたものの、コンテスト応募していなかった作品も対象となります。


 という注意書きもありました。読者選考のカクヨムコンでは新作でないと評価が稼げないと考えて既存作は応募しないユーザーが多い……とカクヨム側でも考えたのでしょうか。

 そこまでして「たくさん応募しましょう!」と促されずとも、もう十分カクヨムコンは大きなコンテストでしょうに、カクヨム側ではさらに応募総数を増やしたいようですね。


 私が初めて応募したカクヨムコンの応募総数は、長編が4,724作品、短編が5,505作品。合わせて10,229作品なので、ちょうど1万規模のコンテストという印象でした。

 当時は「小説家になろう」の方でも冬に「ネット小説大賞」というコンテストが行われており、その年の応募総数は9,316作品。少し足りないものの、こちらも「1万規模のコンテスト」という印象になり、私は勝手に「大手サイトならば、どこでもメインのコンテストは1万規模になるのだろう」と思っていました。

 しかし、その後カクヨムコンの応募総数はグングン増えて、例えば去年は長編だけでも10,163作品、短編だけでも10,284作品ですから、もう「1万規模」どころではありませんね。

 ちなみに「小説家になろう」の方の「ネット小説大賞」は、今では開催時期がずれて、一番最近の回は今年の5月から7月が応募期間でした。その時の応募総数は「ネット小説大賞」としては過去最大だったそうで、それでも15,387作品。1万は大きく超えているものの、2万に達するカクヨムコンには、とても及びません。

 どこか他の大手の小説投稿サイトのコンテストで、まだまだカクヨムコンに匹敵する規模のものがあるのでしょうか。私が現在登録している小説投稿サイトは7つなので、これでも既に多い方だろうと思いますが、例えば「アルファポリス」みたいに、まだ私が登録していない大手サイトはあります。また、私が「大手サイト」と認識していない小説投稿サイトの中にも、カクヨムや「小説家になろう」みたいな大きな小説投稿サイトがあるかもしれません。


 一体どこと張り合っているのか知りませんが、いずれにせよカクヨム運営側では、もっとカクヨムコンの応募総数を増やしたいようですね。

 一昨日の「お知らせ」には『総応募作品数が24000作品以上になれば』という言葉もありましたから、カクヨム側で想定している最大値はその辺りのようです。その「お知らせ」を見た時、私は「さすがに無理な数字だろう」と思いましたが、こうしてエッセイを書くために改めて去年の応募総数を確認したら、去年の時点で既に2万を超えているのですから、あながち無理な数字でもなさそうです。

 ほら、先ほどの「ネット小説大賞」の例で「一番最近の回の応募総数が過去最大」となったように、おそらくカクヨムコンでも今年が過去最大になるでしょうし、だとしら少なくとも2万を大きく超えるのは確実ですからね。

   

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