今さら気づいた文字数制限

    

 まだ1年目の初心者ならばともかく、もう4年目なのに今まで知らなかったとは恥ずかしい。いや他の方々も案外知らなかったりするのでしょうか?

 

 ……と、おかしな前置きから始まった今回のエッセイ。

 事の発端は、以下のキャンペーンでした。


【サポパス1周年】2大特別キャンペーン開催中! ギフト還元祭&愛され作家No.1決定戦

https://kakuyomu.jp/info/entry/ksp_1st_anniversary_cp


 既に10日以上前に出ている「お知らせ」です。

 今のところ私はサポパス会員になる予定はないので「ギフト還元祭」は関係ないとして、問題は「愛され作家No.1決定戦」の方のキャンペーン。

 もちろんメインである『ギフトランキングで上位5位に入れば』も私には無関係なのですが、


>①:キャンペーン期間中に新しく限定近況ノートを投稿するだけで、400リワード(抽選で100名)をプレゼント

>②:①を行った上でキャンペーン期間中にサポーターが増えたら、600リワード(抽選で50名)をプレゼント


 こちらは誰にでも可能性ある話ですよね。まあ「サポーターが増えたら」は可能性低いとしても「新しく限定近況ノートを投稿するだけで」は誰でも対象となる話!

 そこでこのキャンペーン向けに、3月中に限定近況ノートを書いておこう。元々はそう考えていたのですが「3月中に」では忘れてしまうかもしれないので、予定を早めて、先ほど限定近況ノートを投稿しました。


 私が限定近況ノートを書くのは、これが7回目。一番最初は、


>3月21日までに3つの読者向けコンテンツを準備すると、最大で1000リワードがもらえます


 というキャンペーンに釣られる形で、ただ「用意しました」という味気ない内容でした。

 その後4回ギフトをいただき、いただいたという報告とお礼の意味で、それぞれ限定近況ノートを書きました。その際「少しでも特典的なものを記載したい」と考えて、カクヨム未投稿の短編を掲載しています。

 まあ「未投稿」といっても「どの小説投稿サイトにも投稿していない」という場合だけでなく「カクヨムには未投稿だけど他サイトには投稿済み」という場合もありましたし、また「カクヨム未投稿」にも「作品として投稿する予定はない」「しばらくしたら普通に作品として投稿するつもり」の両方があって、それは『限定公開』『先行公開』という表記で区別していました。

 残り2回は――前回と今回は――、今回みたいなキャンペーン向け。とはいえ限定近況ノートとして投稿する以上、以前にギフトをくださった方々が目にする可能性もあるだろうと考えて、やはり「カクヨム未投稿の短編を掲載」というのを行いました。

 特に最近の「キャンペーン向け」では「最近ギフトをくださる方々もおられなくなったし、ならば『限定近況ノート用に』と短編ストックを蓄えておく必要もない」という考えから、それぞれ2作品ずつを限定近況ノートに掲載するようにしていました。


 そんなわけで今回も、2作品を限定近況ノートで公開。ちょうど少し前に短編公募で落選した作品があるので、それを使いました。小説投稿サイトのコンテストではなくいわゆる公募なので、公募が行われたところで公開される作品は受賞作品のみ。まだ公募の選考委員しか読んでいない作品であり、まさに初公開となるので限定近況ノートに相応しく思えます。しかも今回の2作品は、同じ短編公募で片方が一次通過、もう片方が一次で落選という評価の差もあったので、その点も限定近況ノートで読み比べていただける。

 そんなことを考えて「ちょうどいい作品があった!」と思いながら限定近況ノートを投稿したのですが……。

 投稿直後、自分の限定近況ノートを確認してみたら、2作品目のラストが途中までしか投稿されていない!

 一瞬「コピペミス?」と思いましたが、そんなはずはない。ならば文字数制限だ!

 用意していたものを改めてカウントすると、9千数百文字。近況ノートで投稿できるのは、8千文字とか9千文字までなのでしょうか。

 とりあえず短編2作品とは別の部分――前置き的な部分――を少し削って投稿し直したら、今度はきちんと最後まで表示されました。


 ホッと一安心したところで、Web検索。「”カクヨム” ”近況ノート” ”文字数制限”」でググってみると、たくさんヒットした中で、本当に近況ノートの文字数制限の話なのは2件。興味深いことに、どちらも限定近況ノートに関する話でした。

 まあ考えてみれば当然で、通常の近況ノートで1万文字近く書く方々は少なくても、限定近況ノートになると、そこで小説の限定公開などを行う方々も多くて、文字数制限に引っ掛かりやすくなるのですよね。


 続いてふと思ったのが「では文字数制限の『文字数』は何文字くらいだろう?」ということ。

 最初は「8千文字とか9千文字」と思ってしまいましたが、それは少し中途半端な気がする。そこで、文字数制限に引っ掛かった元の文章をなるべく思い出しながら「空白・改行含む」というカウントが出来るところでカウントし直してみたら、どうやら1万文字(空白・改行含む)が制限っぽい。

 ……と、そこまで自分で検証した後、今さらカクヨムの「ヘルプ・ガイド」の「ヘルプ」から「近況ノート」で検索したら「近況ノート記事を書く」の項目に、


>タイトル(100文字以内)と本文(10,000文字以内)を入力して


 とハッキリ明記されていました。

 だから近況ノートの文字数制限なんて、ガイドやヘルプを隅々まで見ている方々にとっては周知の事実だったのでしょうね。


 だとしても、皆様もお気をつけください。

 この文字数制限、もしもオーバーすると、オーバー部分が自動的にカットされて投稿される仕様ですから。「文字数オーバーで投稿できません」みたいな警告は出ませんから。

 また、通常のカクヨムの作品投稿では「空白・改行含まない」文字数が表示されているはずですが、近況ノートの文字数制限は「空白・改行含む」カウント方式です。いつもの調子で「ギリギリ1万文字以内だから大丈夫」なんて思っていると、文字数オーバーで少しカットされてしまいますからね。

   

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