今年のカクヨムコンが始まって半月
今日は12月15日なので、今年のカクヨムコンが始まってちょうど半月です。
応募している皆様、それぞれ手応えはいかがでしょうか?
私はあまり高望みはせず「(投稿済みの長編を)一人でも多くの新しい読者に読んでいただく」「(新規投稿の短編の)中間選考通過」「(投稿済みの短編を)『カドカワ読書タイム』に読んでいただく」という3つの目標で臨んでいるので、かなり気楽なはずですが……。
とりあえず「(投稿済みの短編を)『カドカワ読書タイム』に読んでいただく」に関しては、本当に読んでいただけたのかどうか私にはわかりません。そもそも以前のエッセイで記した通り「投稿済みの短編」はギリギリで応募するつもりなので、これに関してはまだ始まってすらいない状態。
だから残りの2つに関して、この半月分を軽く振り返ってみようと思います。
まずは「(投稿済みの長編を)一人でも多くの新しい読者に読んでいただく」。
私自身は今回、応募時点でのデータは記録していませんでした。欲しいのは数字的評価ではなく「読者」そのものなので、数字的なデータは気にしていなかったのです。
しかし、いざカクヨムコンが始まってみると、応募した長編2つ――『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』と『緋蒼村連続殺人 ――転生したら殺人事件の真っ只中――』に少しフォローが入り、しかもカクヨムコン応募者ではなく読み専の方々らしきアカウントだったので「フォローの増加数が新規読者の目安になりそう」と思い始めました。
幸いカクヨムコン長編に関しては、毎年親切な方々が代わる代わる現れて「全応募作品のデータをチェックして公開」というのがありますから、そちらの数字を参考にすることにしました。
それによると『ウイルスって何ですか?』はフォローが7、『緋蒼村連続殺人』はフォローが1増えたようです。ありがとうございます。
コンテストとして考えるとこれでは不足でしょうが「一人でも多くの新しい読者」というのであれば、文字通り1人増えただけで目標達成です。カクヨムコン応募の成果が現れた、という気持ちになりました。
続いて「(新規投稿の短編の)中間選考通過」。
まだ少し未投稿ストックはありますが、それらは1月に投稿する予定なので、現時点で私が応募しているのは11作品のみ。
新規投稿なのでカクヨムコン開始時点のデータを記録するまでもなく、現時点での評価が期間中の評価となりますが……。
『またお会いしましたね』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650187538943
(★15、フォロー5)
『幼馴染は始発電車』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650309426627
(★15、フォロー4)
『落ちてきた豹』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650556597525
(★15、フォロー1)
『君が聞いた波の音を私も聞きたい』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650261635761
(★14、フォロー4)
『おやしろわらし』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650209826409
(★12、フォロー4)
『大学を卒業したら趣味も卒業』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650407131807
(★12、フォロー1)
『目の前にブラジャーが落ちてきた』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650495074294
(★11、フォロー3)
『ビルの上から女の人が落ちてきた』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650607176349
(★9、フォロー3)
『卒業試験の相棒は』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650480922208
(★3、フォロー1)
『泥棒をつかまえたのは赤い花』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650678776042
(★1、フォロー2)
『初めてのデート』
https://kakuyomu.jp/works/16817330650310265505
(★0、フォロー1)
自分ではかなり気に入っている作品でも、こうして数字で見ると、同じように気に入ってくださる読者は少ないですね。
比較のために、去年までのデータも載せておきましょう。これまでのカクヨムコンで、私が期間中に投稿した短編の★の数です。ただし全て挙げたら多すぎるので、それぞれの年のベスト5のみです。
(カクヨムWeb小説短編賞2019)
『黒いクリスマスケーキ』★41 [中間選考通過]
『スーパーが花屋に化けた』★28
『はじめてのミスコン』★27
『ある朝トイレに入ったら便器がきれいに消えていた』★27 [中間選考通過]
『2月3日の引きこもり』★21
(カクヨムWeb小説短編賞2020)
『WEB作家の隠しごと』★40 [中間選考通過]
『さそり座のサンタクロース』★16 [中間選考通過]
『ゆきのいぬ』★14
『カップルだけを狙う幽霊』★11
『リレーのバトンを渡すみたいに』★6
(カクヨムWeb小説短編賞2021)
『素晴らしい劇場』★36 [中間選考通過]
『玄関あけたら0分でニャー』★17
『一夜の契り』★17
『池に指輪を落としたら』★15
『緑衣の復讐鬼』★12
選考の参考にされる読者評価は★だけではないでしょうから、上記数字はあくまでも目安です。また、評価の入りやすさは日頃の交流の度合いとも関わると思うので、私の作品と他のユーザーの作品とを★の数で比較できませんが、私の作品同士ならば比較できるはず。
上記のように、過去3年のカクヨムコンからの手応えで、私の場合「★30か★40くらいで短編は中間通過できる」と考えています。私の短編は投稿直後しか評価が入りにくいので、そうなると「★30か★40くらい」に達しそうなものはひとつもありません。
一応まだ投稿していない短編があるとはいえ、現状では「(新規投稿の短編の)中間選考通過」という目標は達成できそうにありません。
残念ですが、これもひとつの結果ですね。そう簡単に達成できるようでは「目標」として設定するに値しない。成功も失敗もあるからこそ目標として掲げるのだ。
……と自分を納得させることにしましょう。
自分自身のデータからの振り返りは以上ですが。
カクヨムコン短編の中間通過に関しては、最近ひとつ、誤解していた点があると気が付きました。
まず前提として、かなり以前に、どなたかのエッセイで「カクヨムコン短編の中間通過には1人3作品までという上限がある」というのを読んだことがありました。カクヨムコンは長編だけでなく短編もデータ解析する方々がおられて、そこから「読者評価の数字的に通過していなければ不自然な作品」が浮かび上がってくるので、それらを「同一応募者の通過上限を超えたため」と考えて、自然に通過上限が判明してしまうのですね。
しかし最近、ほかの方々のエッセイや近況ノートで「去年4作品中間通過しました」という記述を複数目撃しました。以前に読んだ「1人3作品まで」とは矛盾するので、その『3』という数字が私の見間違えだったのか、と不思議に思っていたのですが……。
つい最近読んだエッセイの中で「去年の上限は5作品、一昨年は3作品、その前が6作品と推測できる」というような記述を目にしました。
なるほど、私が以前に見た「1人3作品まで」は去年ではなく一昨年の話。去年の上限が「5作品」ならば「4作品中間通過しました」」という方々がおられるのも当然ですね。
そんなわけで、同一作者の通過上限という裏ルールはあるにせよ、その具体的な数字は毎年異なる。
……と情報をアップデートできたのですが、私自身は毎年その上限には達していませんし、今年に至ってはひとつも通過できそうにない有様です。せっかく教えていただいた貴重な分析結果も、個人的には役に立たないのが少し残念ですね。
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