「5分で読書」短編小説コンテスト、再び

   

 本日の「カクヨムからのお知らせ」は、来月から開催されるコンテストの告知でした。


【5/6~6/27募集】「5分で読書」短編小説コンテスト2022 開催決定!

https://kakuyomu.jp/info/entry/5min_short_2022


 長編よりも短編投稿の多い私としては、短編コンテストが開催されるというだけで嬉しくなります。

 最近カクヨムではコンテスト開催が増えている気がしますし、しかも以前は長編コンテストばかりだったのに短編コンテストがポツポツ出てきたような……。

 気のせいなのか事実なのか、一度、毎年のコンテスト回数を長編・中編・短編に分類して数えてみたら面白いかもしれません。


 それは次回以降の宿題として、とりあえず今回は「5分で読書」短編小説コンテストの話!

 コンテスト名称の末尾に「2022」と付記されているように、以前にも行われたコンテストなのですよね。前回の応募期間は2020年10月2日から2020年11月24日までで、今回は2022年5月6日から2022年6月27日までなので、約一年半ぶり。

 これも恒例のコンテストになると良いですね。カクヨムコンみたいな毎年一回という頻度ではないにしても、一年半おきに開催されるのであれば、十分に楽しめそうです。


 基本的に私は、読者選考準拠のコンテストで一次選考や中間選考に通過できる自信はなく、だからこそ「5分で読書」短編小説コンテストのような『編集部がピックアップした作品が最終選考対象作品としてエントリー』という選考方法のコンテストには期待してしまいます。

 しかし、あくまでも私個人の勝手な期待に過ぎません。前回の「5分で読書」短編小説コンテストでは、3部門に5作品ずつ、全部で15作品(そのうち新作は5作品)応募しましたが、全て中間選考の段階で落選しました。

 2021年1月5日のエッセイで記したように、その年のお正月には、「5分で読書」短編小説コンテストでいくつも中間通過する、という夢をみたくらいです。現実との落差は大きくて、とても残念な落選でした!

 そんな「5分で読書」短編小説コンテストがまた開かれるというのですから、ある意味リベンジですね。「前回ダメだったから、どうせ今回もダメ」という考え方もありますが、前回の結果を踏まえてあまり期待し過ぎずに、とりあえず応募できるだけ応募しよう、と考えています。


 そもそも前回のリベンジ云々は別にしても、今回はテーマが魅力的なのですよ!

 前回は3テーマありましたが、今回は2テーマ。「5分で解決探偵、あらわる(ミステリー)」と「だれにも言えない恋(恋愛)」です。

 特に前者の「5分で解決探偵、あらわる(ミステリー)」。私が子供の頃に将来なりたい職業として考えていたのは推理作家ですし、今でもその方面への憧れはありますから、短編ミステリを応募できるコンテストというのは、願ってもない機会です!

 今回は「5分で解決」ですから、あれこれ推理したり捜査したりするのではなく、早急な解決が求められているのでしょう。理想としては、5分ぴったりのタイムリミットを用意して、その時間内で解決する物語を用意するべきでしょうが……。

 およそ5分と解釈して、ただ単に「早急な解決」で構わないのであれば、これまで書いてきた短編の中にも該当する作品は複数あります。「事件編は数行で済ませて、ほぼ丸々解決編。探偵が容疑者を集めて推理を披露する場面が、作中のほとんどを占めている」という構成の短編がいくつかあるので、是非それは応募しておきたい!

 後者の「だれにも言えない恋(恋愛)」も面白そう。皆に祝福されるハッピーエンドならば「だれにも言えない」にはならないはずであり、ハッピーエンドだけど秘密にしなきゃいけないとか、まだ恋が成就する段階ではないから秘密とか、あるいは失恋や片想いだから秘密とか。

 そう考えていくと、今回求められいるのは、甘々ハッピーエンド系統ではないはず。甘々系よりも、切ない恋物語だったり、失恋や片想いだったりをたくさん書いてきた私としては、こちらも既存作で応募できるものがありそう。

 特に、対象読者が「小学校高学年から中学生」であることも考えると、ちょうど小学生の片想いで文字数もピッタリの作品があるので、是非それは応募しておきたい!


 ……というように、新作執筆を考えるより前に、まず既存作から応募できそうなものをリストアップしてしまいました。

 改めて応募要項を確認すると、『本文が3,000文字以上6,000文字以下であること』『応募受付期間中に作品が完結していること』が条件であり、また『既にカクヨム上で公開されている作品についても、2022年5月6日 00:00以降に、小説作成画面から本コンテストに参加することが可能です』と書かれているので、大丈夫、既存作でも応募できます。


 上述のように、前回は一つも中間通過できなかったコンテストです。同じ選考委員に読まれるのでしょうから、同じような選考の傾向になるはずであり、その意味では私の作品はあまり期待できません。

 それでも。

 とりあえずテーマに合致しそうな作品ストックがあるというだけで、早く応募したくてワクワクしています。5月6日の応募受付開始が、今から楽しみです!

   

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る