KAC2022結果発表

   

 3月に行われたKACイベント。ついこの間、終わったばかりみたいな感覚でしたが、早くも結果発表がありました。もう4月下旬なのですね。


KAC2022 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022~ 受賞者結果発表!

https://kakuyomu.jp/info/entry/2022/04/21/120039


 まずは個人的な話。

 条件を満たす形で参加すれば必ずもらえる皆勤賞とウィークリー賞は、しっかりいただけました。ありがとうございます。

 例年ならば「皆勤賞」だけの300リワードですが、今年は「ウィークリー賞」が加わって、合わせて800リワード。カクヨムロイヤルティプログラムは3000リワードから換金できるシステムであり、しかもこの「3000リワード」という最低換金ラインの引き下げも予告されていますから、換金できるかどうかギリギリの人間にとって「800リワード」というのは、かなり大きな数字です。


 このような「必ずもらえる」があると、参加意欲も高まりますよね。今年の参加数は、以下のように発表されています。


 第1回参加数:848作品

 第2回参加数:877作品

 第3回参加数:725作品

 第4回参加数:712作品

 第5回参加数:659作品

 第6回参加数:683作品

 第7回参加数:713作品

 第8回参加数:681作品

 第9回参加数:675作品

 第10回参加数:720作品

 第11回参加数:666作品


 上述のウィークリー賞は第1回と第2回に参加するだけでもらえるものであり、『賞品の発送をもって発表に代えさせていただきます』のスタートダッシュ賞も『第1回と第2回のお題に参加したユーザーの中から抽選』となっています。

 これらがあるので、今年は「最初だけでも参加しよう」という方々が多くなったのかもしれません。百の位の数字だけ見てもわかるように、第1回と第2回の参加作品数が、他よりも明らかに多くなっています。


 とはいえ、たとえウィークリー賞やスタートダッシュ賞がなくても、例えば「新しいイベントが始まったからとりあえず参加してみよう」とか「皆勤目指して参加したけれど途中で力尽きた」といった方々もおられるはず。実際、去年の参加作品数も、最初だけは他よりも多い感じでした。

 以下は、比較のために、去年の数字です。今から約一年前のお知らせ「KAC2021 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021~ 受賞者結果発表!」に記されていたものです。


 第1回参加数:623作品

 第2回参加数:558作品

 第3回参加数:555作品

 第4回参加数:567作品

 第5回参加数:514作品

 第6回参加数:500作品

 第7回参加数:469作品

 第8回参加数:456作品

 第9回参加数:478作品

 第10回参加数:456作品


 今年のような「第1回と第2回」ではなく、まさに「第1回」だけが多い感じですね。

 最少回が456作品、最多回が623作品。今年は最少回が659作品で最多回が877作品ですから、去年の最多回でも今年の最少回に及ばない、という数字になっています。

 いかに今年のKACイベントが大盛況だったか、という証ではないでしょうか。


 今年の他の数字としては、皆勤賞が409名。

 ウィークリー賞は、


 第1~2回のすべてに参加 672名

 第3~5回のすべてに参加 72名(第1~2回の参加者を除く)

 第6~8回のすべてに参加 44名(第1~5回の参加者を除く)

 第9~11回のすべてに参加 35名(第1~8回の参加者を除く)


 なので、ウィークリー賞全体としては823名。これもかなりの人数ですね。

 特に面白いのは「第1~2回のすべてに参加 672名」というデータ。先ほどの「第1回参加数:848作品」「第2回参加数:877作品」と比べると、一瞬「第1回や第2回に参加したユーザーのうち、両方参加したのは672名だから、それぞれの約80%」と思ってしまいがちですが……。

 20%が片方しか参加しなかった、というのは少し不思議です。2回参加するだけでもらえる賞があるのにのがしてしまうのは、なんだか勿体ない気がします。

 でも、よく考えてみたら、この「約80%」という計算が大間違い。「第1回参加数:848作品」「第2回参加数:877作品」は、あくまでも作品数であって、参加人数ではないのですから。

 私も一つのお題から複数作品を投稿する場合がありましたが、近況ノートやエッセイなどを拝見すると、毎回2作品どころか、毎回3作品で参加というユーザーもおられたようです。

 それを思えば案外、それぞれ第1回も第2回も「参加人数」で表すと「672名」に限りなく近づくのかもしれません。

 だとしたら、やはり今年は、ウィークリー賞の導入がKAC大盛況の要因の一つではないか。そのように感じてしまうのでした。

   

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