カクヨムについての夢
初夢というには少し遅過ぎますが。
今朝、カクヨムについての夢を見ました。
「5分で読書」短編小説コンテストの中間選考結果が発表された、という夢です。
えてして夢というものは無茶苦茶な部分がありますが、とりあえず私が応募した作品は現実と同じようでした。コンテスト期間中に書いた新作ばかりでなく既存作も含めて、3部門に5作品ずつの応募です。
その夢の中で中間通過したのは、「最後はかならず私が勝つ(どんでん返し)」部門に出した『猫の幼女とプラネタリウム』のみでした。
15作品応募して1作品通過というのは、現実的に考えれば、十分な戦果でしょう。
応募総数2825作品ですから、コンテストの規模としては、去年のカクヨムコン短編(「カクヨムWeb小説短編賞2019」、応募総数5505作品)の半分くらい。「カクヨムWeb小説短編賞2019」ほどではないにしても、大きなコンテストです。その「カクヨムWeb小説短編賞2019」は51作品応募して2作品が中間選考を通過しましたから、応募数が1/3ならば通過数もその分減る、みたいな感覚です。
でも夢の中の私は贅沢でした。
「『猫の幼女とプラネタリウム』しか通過しなかったのか?」
と残念に思ったのです!
理由の一つは、通過作品が新作ではなく既存作だったこと。
特に『猫の幼女とプラネタリウム』は、コンテスト開始前の分も含めると、私の作品にしては★が多い短編です(現時点で★59)。
読者選考期間はないので「期間中」ではなく累積でしょうが、ある程度★が多い作品しか選考の対象にならなかったのではないか、という疑念と憤りを感じたようです。
この辺りは、現実として以前に、あるカクヨムユーザーと、
「応募総数多いけど、全部読んでもらえるのかな?」
「結局はカクヨムコン短編と同じで、読者人気を参考にするのでは? 中間選考の結果を見れば判明するでしょう」
みたいなやり取りをした影響かもしれません。
夢の中の私は、以上のように、納得いかない気持ちもあったのですが……。
同時に、「安心した!」という部分もありました。
どうやら私は、この結果を発表当日に見たようなのです。
このエッセイの「カクヨムコン中間選考発表 ――コンテストのジンクス――」で記したように、現実の私には「発表当日にコンテストの途中経過発表を見ると、必ず落選している」というジンクスがあります。
例えば最近、他サイトで応募していたコンテストの一次選考が12月31日に発表されていたらしいのですが、Twitterで「応募総数1293作品のうち一次選考通過574作品」というのを見て「約半数が通過ならば、さすがに大丈夫だよね?」と思いながらも、ジンクスが怖くて翌日まで見に行けなかったくらいです。
現実より一足先に、夢の中の私は、このジンクスを破ったようです。これも私の願望の現れでしょうか。
ここまでは、現実とも矛盾しない内容ですが、夢特有の「現実にはありえない」という話もありました。
現実には「5分で読書」短編小説コンテストの中間選考は2021年2月頃発表のはずなのに、何故かカクヨムコン応募期間がまだ続いていたのです。
夢なので曖昧ですが、カクヨムコンが長引いているのではなく、こちらの発表が早まった、あるいは夢の中では最初からそういう発表時期という設定だったようです。
ともかく、夢の中の私は、
「これで落選した14作品をカクヨムコンへ応募できるぞ!」
と喜ぶのでした。現実には「あちらに応募中だからカクヨムコンには出せない。残念!」みたいな気持ちがあるので、それが夢に反映された部分ですね。
ただし「応募できるぞ!」となっても、夢の中の私は「本当に大丈夫かな?」という心配も感じていたようです。
現実として、以前にこのエッセイの「コンテストエンジョイ勢に朗報!」で記したように、現在のカクヨムは、コンテスト落選の時点で『応募中』表記が消えて、他のコンテストへ応募できるようになっているはず。
でも「十日くらい前のこと」で記したように、システムが変わって以降も「落選したのに『応募中』表記が消えない!」というコンテストもありました。ある意味、カクヨムの不手際ですね。
だから夢の中の私は「今回も同じような不手際があるのでは? 一度でもそういうミスが起きたら、また起こり得る、と思えてしまう」と心配になったようです。
だから本当に『応募中』表記が消えているか、夢の中の私はチェックしようと考えたのですが……。
その前に。
夢だから不思議なことが起こります。
なぜか、中間選考通過として発表されていた作品の数が、ワッと増えたのです!
ただし「夢だから不思議なことが起こる」ではなく、夢の中の私は、
「これはカクヨム側のミスだ。古い作品から順に記載していく中で、途中までしか書いていない状態の通過リストを間違えて公開してしまったのだ。それを差し替えたのだ」
と解釈していました。
カクヨムのミス、と決めつけるのは失礼な話ですね。夢の中の私が失礼というより、夢の中で「カクヨムにミスさせる」という現実の私が失礼な気がします。
これは昨日のエッセイで「過去の接続障害はカクヨム側のミスで」みたいなことを書いた影響ではないでしょうか。一時的ではありますが、私の中に「カクヨムはミスをするものです」という気持ちが湧いてしまったのではないでしょうか。
……と、少し言い訳しておきます。
夢の話に戻りましょう。
新しく発表された中間選考結果を見直すと、私の通過作品は1作品から4作品に増えていました。
大満足です。
特に、コンテスト期間中に書いた作品が2つ――お気に入りの『花泥棒は密かに盗む』ともう1つ――が含まれていたので、おおいに喜びました。
……というところで目が覚めました。
現実的に考えると、なんとも贅沢な夢でした。
15作品応募で4作品も中間通過するなんて、ありえませんから!
夢なのでいくらでも高望み出来るのですが、では何故『4作品』という数字が出てきたのか。これにも少し理由があるのでしょう。
上の方で「1月1日に見に行った一次選考発表」の話をしましたが、それを受けて、1月2日にプロフィール欄を少し書き直しています。
その際、ついでに新しい項目を書き足しました。「コンテスト応募歴の代わりとして」という意味で、一次選考あるいは中間選考を通過したコンテストを列挙しておくことにしたのです。ただコンテスト名だけでは味気ないので、複数作品が通過したコンテストでは、それも付記することにしました。そこでひとつだけ「4作品通過」もあったので、それが夢に現れたのではないでしょうか。
なお、そのコンテストは65作品応募で4作品が一次通過だったので、この夢のような15作品程度の応募で4作品が中間通過は、やはりありえないと改めてお断りしておきます。
以上のように。
かなり無茶苦茶な夢でしたが、色々と自分の願望などが現れていて面白い、と思ったのでした。
皆様も、カクヨムについての夢を見たりしますか?
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