カクヨムコン(2020年)私の参加状況(その0・補足)

   

 カクヨムコン応募作品が増えたのですが、新作とも既存作とも言い切れないので、今回は『その1』ではなく『その0・補足』です。

 もちろん「増えた」のは長編ではなく、短編です。これで短編は96作品(キャンセルの可能性を考えても確定しているのが17作品)となりました。


 新作とも既存作とも言い切れない、というのは、なんとも微妙な書き方ですね。要するに「他サイトで発表済みではあるが、カクヨムには初投稿」ということです。カクヨムでのみ私の作品を読んでくださる方々には初披露となりますし、他サイトでも読んでくださる方々には「これ見たことあるぞ」と思われるかもしれない、というわけです。


『WEB作家の隠しごと』

https://kakuyomu.jp/works/1177354055108229547


 初出は「エブリスタ」です。あちらの短編コンテストに応募していたものですが、昨日落選が確定したので、本日カクヨムでも公開することにしました。

 あちらでは毎月2回、お題を出してくださる形の短編コンテストが開かれているので、3月の登録以来、私は30作品弱を執筆・応募してきたのですが……。

 あまりに落選が続くので、もう諦め気分です。受賞は無理だとしても、受賞以外に「優秀作品」「ピックアップルーキー」という枠もあったので、そちらを狙っていたのですが、とっくにルーキー扱いの期間も過ぎてしまいました。

 普通に考えれば私の実力不足が原因なのですが、それだけでは悲しいので、半分他人のせいにすることにしました。「コンテスト選考委員と私の『面白さ』のセンスが重ならないからに違いない」と考えるようになったのです。しかし、この理屈でいくと「このコンテストには、いくら応募しても無駄」ということになってしまうので……。

 今のところ、これが「エブリスタ」では最後の応募作品となっています。そもそも『3月の登録以来』といっても、毎回ガンガン書いていたのは最初だけであり、応募用の執筆はこれが2ヶ月ぶり(4回ぶり)でした。

 今後も「エブリスタ」の短編コンテスト用に書く可能性はありますが、もうコンテストとは思わず「お題をくれる自主企画」程度の感覚で書いていこうと思います。あちらは重複応募禁止であり、今書いて応募してしまうとこちらに応募できなくなるので、とりあえずしばらくの間「エブリスタ」で書かないことは確定です。

 なお、こうして説明すると「それじゃ『WEB作家の隠しごと』は単なる使い回し短編なのか」と思われるでしょうが、それも少し違います。実は「エブリスタ」で執筆していた時点で「これは是非カクヨムコンに出したい!」と考えていました。

 キャッチコピーを見てください。


「カクヨムコンの結果、この主人公みたいになる人も出るかもしれない……?」


 細かい表現は変えましたが、こんな感じのキャッチコピーにすることは、執筆当時から考えていました。強くカクヨムコンを意識した短編です。

 なお、あらすじ欄(紹介文)にも書きましたが、


>主人公が作者と同じく「趣味でWEB小説を書いている男」なので念のためお断りしておきますが、この物語はフィクションです


 というわけで、もちろんフィクションです。

 小説というものは、大なり小なり作者自身の経験などが反映されるものだと思います。この作品にも一部、私自身がWEB小説を書いていて経験した話を取り入れていますが、あくまでも『一部』。主人公の思想も、今の私から見ると「それはおかしい」と思える部分がありますし……。何よりも、物語の結末部分は思いっきりフィクションです。

 以前にどこかで「女子高生が主人公の小説を書いたら、作者自身が女子高生だと誤解された」という、冗談だか本当だかわからない話を聞いたことがあるので、私も心配になりました。

 肝心の『結末部分』の詳細はネタバレになるので語れず、それでは「どこがどう誤解され得るのか」を説明できませんが……。このエッセイを見てくださっている方々に読んでいただければ、「ああ、なるほど。そういうことか」と理解していただける、と期待しています。



 本題は以上ですが、今回は『その0・補足』なので、補足ついでにもう一つ。

 前回「2回推敲する」という話を書きましたが、本当は「最低3回は推敲が必要」と考えています。

 例えば前回の「2回推敲」も、あくまでも原稿を用意する段階での推敲。その後しばらくしてから、投稿日の前日くらいに予約投稿をセットするのですが、その際もう一度原稿を読み直します。さらに当日の投稿時刻までに、予約投稿画面(プレビュー画面)で「実際のサイト上ではどのように見えるのか」をチェックしながら、最終確認をします。

 これで、一応は4回の推敲ですね。でも、この『最終確認』の時点で、とんでもない誤字が見つかることも多いので、本当はまだまだ足りないのでしょう。


 ……というのが、私の連載作品における推敲のルーチン。

 短編の場合は、一晩寝かせてから翌日に3回推敲して投稿というパターンが多いです。

 少し本題である「カクヨムコン参加状況」にも関わりますが、例えば、昨日思いついて構想だけメモした短編を今日か明日あたりに書く予定でいます。でも、これも『一晩寝かせてから』になるので、投稿は明日か明後日以降になるでしょう。


 ……と、そんな感じで短編を書いていたら。

 カクヨムコン向け新作長編は、なかなか書き始められない状態ですね。

   

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