カクヨムコン(2020年)私の参加状況(その0)
なんだかカクヨムコン日記みたいになってきました。
でもカクヨム全般に関するエッセイですし、去年も今年も、このエッセイでカクヨムコン関連の自主企画に参加させていただいております。だから、これはこれで問題ないのでしょう。
せっかくなので、今年は去年以上に細かく、私自身のカクヨムコン参加状況をエッセイ内で語ってみよう、と思い立ちました。新しくカクヨムコン応募作品を投稿する度にエッセイで報告しようかな、という試みです。
記事タイトルを『カクヨムコン6』ではなく『カクヨムコン(2020年)』としたのは、カクヨムコンという言葉を使う度に少し心配になるからです。私は「カクヨムWeb小説短編賞2020」も含めてカクヨムコンと呼んでいるが、狭義では「第6回カクヨムWeb小説コンテスト」だけがカクヨムコンなのではないか。少なくとも『カクヨムコン6』と言った場合には、「第6回カクヨムWeb小説コンテスト」だけを指すのではないか。
このエッセイでは両方含めて『カクヨムコン』と呼んでいますが、おそらく私の応募は短編中心になってしまうでしょうから、一応『カクヨムコン6』という言葉は避けて『カクヨムコン(2020年)』と表記することにしたのでした。
また、まだ新作の応募はないので『その0』です。本当は「既存作を大量応募しました!」という前回の記事が『その0』に相当するのでしょうが、前回は別の話題もありましたし、そもそも「応募をキャンセルするかもしれない」という話でしたからね。ちょっと『その0』には相応しくないと思えて……。
その「応募をキャンセルするかもしれない」を補足する形で、今回が『その0』です。
実は、前回は大事なことを忘れていました。それは……。
「カクヨム掲載作品を全て他サイトに転載しているわけではない!」
ということです。
ほら、私がカクヨムコン応募をキャンセルする可能性は、他サイトである「小説家になろう」のコンテストに応募するためであり、そちらが重複応募不可になった場合の話ですからね。ならば、そもそも「小説家になろう」に転載していない作品はそちらで応募すること自体がありえず、何があろうとカクヨムコンに応募できるわけです!
今回カクヨムコンに応募した95短編のうち、「小説家になろう」未転載の作品はいくつあるのか、改めて数えてみました。数が多いので数え間違いもありそうですが、一応現在把握している作品数は16作品になりました。
ならば。
今のところ。
私の今年のカクヨムコン応募作品数は、長編が8作品(ただし0作品になる可能性あり)、短編が95作品(ただし確定しているのは16作品)ということになります。
というわけで、今回の本題は終わりなのですが。
少し「カクヨムコンに参加したくなってくる」シリーズの続きです。こちらはこちらで、もしも執筆が進めば「続々・カクヨムコンに参加したくなってくる」という形でシリーズ記事にしようと考えています。
とりあえず、まだ全く書き始めていません。書き始めていないくせに、悪役令嬢について考えていたら、全く別の作品が、タイトルだけ頭に浮かんできました。
『悪役令嬢は振り向かない』
タイトル先行であり、プロットはゼロ。
でもタイトルから想像すると、我が道をゆく悪役令嬢の物語でしょうか。
とはいえ、主人公が悪の限りを尽くすピカレスクロマンは難しいので、むしろ主人公は「悪役」しているのに、最終的には周囲にプラスになってしまう「どうしてこうなった」系の方が書きやすいのではないでしょうか。
……と、基本方針が出来たならば、これはこれで一つの構想ですね。
ただし。
いかにも誰でも思いつきそうなタイトルなので、きっと、もう誰かが書いていることでしょう。
引用符付きでGoogle検索してみました。
すると『”悪役令嬢は振り向かない”との一致はありません』という表示。
あれ? 本当に、まだ誰も使っていないのでしょうか、この作品タイトル?
ならば、ちょっと書いてみたいですね。
こうして、書きもしない作品の構想だけが溜まっていきます。いや思いつくそばから忘れていくので『溜まっていく』は大袈裟ですが、こうしてエッセイに構想だけ書き残すのは、以前の「幻の児童文学」、最近の『スローライフで謎を解け、悪役令嬢!』に続いて三つ目ですからね。なんだか「増えてきたなあ」感があります。
とりあえず、優先順位としては『悪役令嬢は振り向かない』は後回し。最優先は他サイトで連載中の作品であり、二番目が『スローライフで謎を解け、悪役令嬢!』です。
他サイト連載作品、昨日一日で約2話分執筆できましたし(珍しい!)、単純な『執筆』で言えば、昨日は他にこのエッセイの前回分を約5,000文字以上書いています。エッセイ5,000文字書く時間があるならば、それを新作執筆に充てれば良いのですよね。
ちなみに、他サイト連載作品2話分というのは、私が理想とする執筆ペースです。毎日2話ならば3日目には6話書けることになり、4日目に6話まとめて推敲、5日目に同じく6話まとめて再推敲。これならば5日で6話分の原稿が用意できるわけです! 1週間で6話という想定ならば、2日も余裕があります!
……あくまでも『理想』に過ぎません。実際には、理想の2倍も3倍も時間がかかっているので「まずい! まずいよ、私!」と焦っています。
自分の中では、いつも「またつまらぬものを斬ってしまった」みたいな口調で「また締め切りなるものを過ぎてしまった」と言いたくなる気分なので、例えば前回は、最後の『推敲』の部分を2日に分割するのではなく、1日でまとめてしまいました。確か途中だった6話目の残りを書き上げた日に、そこから6話まとめて推敲、さらにもう一度6話まとめて推敲という形です。
でも、これでは推敲の過程で大切な「時間を置いて見直す」という作業が出来ません。いつもほど誤字脱字や表現上の問題に気づかなかったようで、前回2回目の推敲は、驚くほどサクサク進みました。
実は、今回も似たような状況です。昨日の『約2話分』というのは、用意したい6話のうち4話目の途中から6話目の途中までであり、今日6話目の残りを書いてから、6話まとめての推敲を行いました。前回の反省があったので「いったん頭をリフレッシュさせてから再推敲に取り掛かるべき」と思って、こちらのエッセイを書いています(その程度の『リフレッシュ』では、物理的に経過した時間が短いので、しょせん付け焼き刃。でも、やらないよりはマシでしょう)。
何はともあれ、昨日だけは理想的なペースで書けたので、これが続けられるならば、カクヨムコン向け新作も始められるのですよね。でも、なぜ昨日だけ満足できるペースで書けたかというと、おそらく今書いている章の終盤に差し掛かったから。長々と続ける連載作品における『章の終盤』というのは、長編シリーズにおける一冊の終盤みたいなもの。結末至上主義の私ですから、物語の締めくくりが近づけば、筆が乗るのも当然です。
しかし、今の章の終盤ということは、新章の開幕が近いという意味にもなります。長編シリーズにおける、新しい一冊のスタートに相当します。
いつも私は物語が軌道に乗るまで時間がかかりますし、その間は、妙に筆も遅くなるのです。だから、
「ちょっと理想のペースで書けるようになったから、並行してカクヨムコン向け新作も書き始めようかな?」
などと油断すると、大変な目に遭いそうですね。いわば新作を二つ書き始めるようなものですから。
というわけで、かなり余談になってしまいましたが「カクヨムコン応募作品が書けるか否か」という問題に関わるので、個人的な執筆状況について書いてみました(実はもっと長々と書いてしまったのですが、さすがに書き過ぎと反省して、これでもバッサリ削っています)。
まあ、何はともあれ。
今は『筆が乗る』状態だから余計にそう思うのかもしれませんが、やはり物語を書くのは楽しいのですよね。あまり過度に恐れず、とりあえず少しだけでも書き始めてみたい、と考えています。
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