コンテストエンジョイ勢に朗報!

   

 昨日のカクヨムからのお知らせ、今頃になって、ようやく気が付きました。

 これはビッグニュースですよ!

 お知らせのタイトルが「参加コンテストの中間選考が終わった段階で、別のコンテストに応募できるようにしました」ですから!



>なお、選考通過作についてはこの限りではなく、これまで通りコンテスト終了まで他のコンテストに参加することはできません。


 と記されているので、要するに、落選したらその時点で解放される、ということですね。

 あえて『落選』というネガティブな言葉を使わずに表現しているところに、私はカクヨム様の気配りを感じました。細かい点ですが、配慮が行き届いている、と思ってしまいます。


 さて、本題です。

 カクヨムの「途中で落選しても、最終結果発表までは他のコンテストに応募できない」というシステム。それについては、カクヨムの特徴の一つとして、このエッセイでも何度か触れてきたと思います。

 このシステムに関するカクヨムユーザーの不満みたいな声は、いくつかの場所で目にしていました。私自身も「不便だけれど、そういうシステムならば仕方ない」という受け取り方でした。

 それが!

 ようやく改善されるわけです!

 もう一度引用してみますが、


>なお、選考通過作についてはこの限りではなく、これまで通りコンテスト終了まで他のコンテストに参加することはできません。


 というのは、当然と言えば当然の話。これはカクヨムに限らず、どこでも同じでしょう。

 途中選考を通過して、最終選考をワクワクしながら待っている方々にとっては、他のコンテストに移る必要はないですからね。

 そうなると「途中選考通過は当たり前、問題はその先だ! 受賞するか否か、そこだけがポイントだ!」という方々にとっては、あまり重要ではない仕様変更なのかもしれません。

 むしろ「どうせ途中選考で落ちるだろうけれど、せっかくだから参加してみる」というレベルの方々にこそ、これは『改善』と言えるのではないでしょうか。

 つまり、コンテストガチ勢ではなく、私のようなエンジョイ勢です。

 そんなわけで。

 今回の記事タイトル、あえて「エンジョイ勢に朗報!」としてみました。

 短いですが、取り急ぎ。



 ……と、終わらせようと思ったのですが。

 もしかするとエンジョイ勢の中には、これを『改善』ではなく『改悪』と感じるかたもおられるのでしょうか?

 とりあえずコンテスト応募中という表記があれば「コンテスト応募作品です!」とアピールできて宣伝になる……。そんな理由で応募するエンジョイ勢がいても不思議ではない、と考えてしまいました。ほら、以前にこのエッセイの中で私も「コンテスト応募は作品告知の場になり得る」と書いていますからね。

 そうした方々にとっては、たとえ落選確定しても、コンテスト応募中という状態を保ち続けたいのかもしれません。

 どうなのでしょう?

 あくまでも、ふと思い浮かんだ、一つの可能性です。

   

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