性同一性障害は病気なのかな?と考えてみた!

という訳で、先日かんぽ生命の継続の手続きの時に新たに告知書を書かされまして、告知義務があるのかないのか悩んじゃいました。




そもそもこの『性同一性障害』って病気の区分なんだろうか?と。




ちょっと私なりにどういう分類になるのかなぁと思ったので勢いで考えを書いてみました。読みにくいかもですが「そんなの今更すぎて笑えるw」と思われそうなので、そこは完全にスルーします!(断言)






そも、この『性同一性障害』はどうやって診断しているのかという事から始めましょう




現在、『性同一性障害』はメンタルクリニックに通い、診断をしてもらいます。




とは言っても、自身の気持ちとして、ずっと自分の身体の性に違和感を持っているならば、診断の必要のないくらい単純明快な内容です。だって、自分自身の心ではハッキリと分かっていることなんですから。




でも、中には一時的な勘違いや思い込み、別の病気による影響などで正常に判断できていない場合は、ホルモン治療やその他治療後に後悔しちゃいますが。




なので、今回のお話は勘違いではないと確信を持てる人についてのお話になります。






ちなみに、私は30過ぎるまでトランスに踏み出せなかったチキンです。前から私自身としては女の性自認を持っていましたが、それでも男として生きていくつもりでしたし、この気持ちが単なる勘違いだったらと思うとトランスに踏み出すのが怖かったんです。もし勘違いですって言われちゃうと、私のアイデンティティが否定されることになっちゃうので。




まぁ結局我慢の限界が来てトランス始めたらめちゃくちゃすんなりと『あ、やっぱり私は女で合ってたわ』と思えましたが(笑)






ちょっと話を戻しまして…




冒頭でメンタルクリニックで診断を受けたから性同一性障害って精神病なの?と思いますよね。


そもそも、病気なの?って意見もあります。




色々な意見があるのですが、今回は私の超個人的な自論を書いてみます。






そもそも障害って付いてますけど、病気ではない気がします。




健康な状態からどこかが悪くなって性同一性障害になるわけでは無いのですから。




ちゃんと言いたいことですが、別に頭がおかしくなって自分自身の性別を体の性別とは違うと言っているわけではありません。




理解のない方からは頭がおかしい異常者扱いをされることがありますが、自身の性の認識が身体と心で違っているだけで、異常なわけではないのですよ!






てか、異常者って…




言った事ある人はちょっとそこで一時間正座してなさい!


ったく!私は異常じゃないっちゅーねん!




私はどこにでもいるようなフツーのええ子やねんで?


ただこんな場所でエッセイ書くようなちょっと自己主張の強いぽっちゃり系の清楚な美人さん(自称)なだけやねん。




ん?




私が美人さんかどうかわからない?言うだけは簡単だ?




仕方ないですね…。




私の見た目を簡単に説明しましょう!それで私が美人さんと分かってくれるハズです!




まずは読者さんの好きなタイプの女の子を思い浮かべて下さい。


その子にドラム缶の体型と上方漫才系のノリを追加して下さい。


そしてショートボブにして、テレビ中継に積極的に映ろうとする大阪のおばちゃんパワーを注いでください。


最後にその子にベテラン漫才師の声で『なんでやねん』と言わせてみて下さい。




ほら。私にそっくり(?)の美人さん♪




ん?どこが美人さんだって?




何をおっしゃいますか!?


一番最初にあなた好みの女の子の要素が入ってるじゃないですか!




ホント!失礼しちゃう!ぷんぷん!






あ、すみません。茶番はココで終わりにします。




とにかく、私たちはごく普通のどこにでもいるような人なんです。




けしてお笑い芸人でもなければ病気でも異常者でもありません。






ではメンタルクリニックに通うのだから精神障害になるのでしょうか?




これは難しいですが、私の意見としては『違う』と思います。




そもそも『障害』とは何を指すのかと考えた場合、現代の社会生活を送る上で自身ではどうしようもない障害にぶつかってしまうことだと考えました。




それをふまえて、精神的な障害とは『うつ病』のように心の負担から体調を崩してしまう、生命活動を止めてしまいたくなるような状態になり、社会生活をおくるのが困難な状態になっているので精神的な障害と言ってもいいのではないかと思います。






では、私たちはどうなのかと言うと、確かに身体と心の不一致による心への負担があります。




でもそれは今の身体との違和感の影響であり、周囲の理解が無い場合などによって引き起こされて『うつ病』になってしまうのとはまた別の事だと思います。




確かに、身体が違う性別と言うのはすごく不快です。




私の場合はヒゲがもう少しで絶滅させられる状態なんですが、まだ鼻の下がうっすらと…




鏡を見るとめちゃくちゃ憂鬱になります(切実)




でも、これは身体的な問題であり、心の問題ではない気がします。






別の言い方にしましょう。




性同一性障害とは『身体的な障害』だと思うからです。




ムリヤリ心を変えさせることは、その人のアイデンティティを壊すことになるので、性同一性障害の治療は身体を心の性別に合わせることになりますよね?




つまり、問題なのは身体であって、心ではないのです。




それを踏まえて考えてみると、身体さえ心の性別と同じであったらトイレの事やお風呂の事で悩まないですし、第二次性徴でもこんなに憂鬱になることはありません。






社会生活を送る上で、身体が問題なのです。




同列に考えてしまうと怒られてしまうかもしれませんが、例えば視力に障害がある方は目が見えないことで横断歩道や信号の色が見えなくて一人では危険ですよね?




私たちの場合は、身体が別性の影響で本来の性別でのおトイレ等に入れないという障害が発生しているのです。




だから、精神的な障害ではなく身体的な障害と思っています。






もちろん『性同一性障害』は障害ではないという意見を持たれていらっしゃる方もいると思いますが、望みの性でお風呂には入れない…というか入らないでほしいですし、障害でなければ身体を変えたいほどの違和感を感じないと思います。




トランスジェンダーさんでも身体を変えたいとまでは思わない方もいらっしゃいますが、その方はトランスジェンダーさんであって、『性同一性障害』では無いと思います。




身体を作り変えたいとまで本気で考えてしまうほど違和感を持つ方が『性同一性障害』という身体的な障害だと思います。






そんな訳で、保険に入るときの告知は病気としての告知は不要だと思うのですが、身体的な障害を持っていることは告知した方が良いと思います。




だって、保険診療でメンタルクリニックに通院している(または通院していた)のに告知していなかったら告知違反で保険金が下りないかもしれないですからね。




あ!


でも、自分自身で確実に『性同一性障害』ってわかっているけど、まだ通院はしていない状態であれば告知する必要はありません。




その時点での告知義務ですからね。




早い話、保険に先に加入しておいて審査が通ったら通院して診断書もらえばいいんじゃないかな?




今年度から国内の性別適合手術が社会医療保健適用になったので、保険の約款に『性別適合手術は除く』みたいな文章が書かれていない場合はごねれば医療保険の『入院保険金』と『手術保険金』は出るはずですから、まだ間に合う人は入っておいて損は無いと思います。




てか、国内で保険適用になる手術として認定されているから、医療保険の支払い対象になりませんという医療保険会社は時代に乗り遅れている3流保険と思いますけどねw






正直、オリンピック憲章に『人権』を認めてくれているから、東京オリンピックのために国を挙げてLGBTさんの人権を認めようとした動きが始まっています。




私たちにとってはめっちゃ追い風状態なんですよねー、今って。




なので、このオリンピックというビッグウェーブに上手く乗っかって行きたいもんです(笑)


駄文すみませんでした。


あくまでもご参考までに。




では、また機会があったら何か書いてみます。




ご拝読ありがとうございました。

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あ、このたび男から女になりました!何か知りたい事ある? 桜井さん家のかなみさん @kanami_sakurai

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