なかなか仕事がうまくいかず赤貧に喘ぐカタリの姿は本作で初めて目にした。実にリアルである。パンの耳を持って帰るあたり生活感がにじみ出ている。 そんなカタリも自分の詠目が作動する瞬間は決して逃さない。それでこそのプロフェッショナリズムだ。 詳細本作。