バーグさんの出張お悩み相談室

作者 奏 舞音

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★★ Very Good!!

 野球漫画の草分けの一つ、『ドカベン(水島新司、秋田書店、敬称略)』で、山田のライバルだった男が卒業後に陶芸家の道を歩んだ。ひょんなことで山田がその男を尋ねると、彼はスランプになり、気に入らない自分の作品を床に叩きつけて割っていた。一度失敗した作品になんの価値がある、と息巻くその男に、何故失敗したのかを見詰め直せると山田は諭した。男は納得してスランプから脱出した。
 自分の作品を見据え直す時、バーグさんがそばにいてくれたら、これほど心強いことはない。たまに毒舌を吐くにしても。

★★★ Excellent!!!

バーグさんの視点を通して、投稿できない人の心理に踏み込んで書かれた「相談内容」のお話。
三周年イベントに参加してお題をもとにして作品を書いている中で、この相談内容について思い当たる節のある多いはず。
思い通りにいかず、投げ出して、ふてくされて、気力を失って。
そんな人々を目の当たりにしたバーグさんは、思うのだ。

――お願いです。作者様が、作品の一番の味方でいてあげてください。

自信がなくて、時期じゃなくて……。様々な理由をつけて下書きを投稿していない、そこのあなた。
ちょっとこれ読んでみて。参考になるものが、どこかにあるはずだから。