ベートーヴェンの『運命』

運命とは何か?


『運命』という言葉は、客観的でも主観的でもないと思えるので、人それぞれが、根っこからそれぞれの捉え方をする。

あの世界的に有名なベートーヴェンの『運命』はどうだろうか?

まぁ、それ以前に、あの曲はちょっと訳アリらしいね。

あの曲を『交響曲第5番』ではなく、『運命』と積極的に訳しているのは、どうも日本だけらしい……。


私も、あれを聞いて、何が『運命』なんだろうと思ったけど……。


日本人は恵まれた環境でヌクヌクと生きてきた被害妄想者と、不幸の背比べをして意地でも勝とうとしたがるクソガキしかいない。

だから、あれを聞いて『運命』と捉えても違和感がないのだろう。


私は、あの曲にタイトルを付けるとするならば、普通に『慟哭』『愕然』かな?裏返してみても、遠くから眺めても、そういうイメージしかないなぁ。


ちなみに、スメタナの『モルダウ』が『運命』というタイトルになっていたら、私は違和感なく受け入れたと思う。

そもそも、ベートーヴェン自身が命名したものではないらしいから、どういう背景があるのか、誰にもわからないみたいだね。

あれの本当の曲名は何だったのだろうか……。

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