思考は停止するのに時間は止まらない 【詩】
孤独が苦しい。
孤独に耐えられない。
家族なし、友人なし、恋人なし、結婚なし、子供なしで1回きりの人生が終わった。
この30年間、仕事と拘禁施設以外で誰かと過ごしたり会話したりした時間の合計、全部足しても24時間いかない。
この世に会話の相手とメールの相手がいない。
毎回毎回、同じ文言が頭に浮かび、無念と絶望を感じながら、無気力になっていく。
思考も止まる。
日本人は自分さえ良ければ他人がどうなろうが知ったこっちゃない民族……。
恵まれた環境でヌクヌクと生きてきた被害妄想者と、不幸の背比べをして意地でも勝とうとしたがるクソガキしかいない。
自分でどうにかするしかない。
残念ながら、私には才能(外見・性格・身体的能力・知能指数(IQ))が無い。
すでに、生きる意味・気力・目的・希望も無くなっている。
何を叫ぼうが時間は止まってくれない。
最初から、老いと孤独と死しかなかった。
孤独が苦しい。
孤独に耐えられない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。