私の声は誰にも届かない 【詩】
生涯、誰とも出会えなかった人生……。
同じ一回きりの人生……。
家族なし、友人なし、恋人なし、結婚なし、子供なしで終わった一回きりの人生……。
デート経験無し、セックス経験無しで終わった一回きりの人生……。
会話の相手とメールの相手が一人もいなかった一回きりの人生……。
ただ、死ぬためだけに生き、生きるためだけに生きた一回きりの人生……。
無念すぎて、無念すぎて、言葉にならない。
日本人は自分さえ良ければ他人がどうなろうが知ったこっちゃない。
恵まれた環境でヌクヌクと生きてきた被害妄想者と、不幸の背比べをして意地でも勝とうとしたがるクソガキしかいない。
私の叫びなど、どうでもいい。
どうにもならないほどに、どうにもならなかった。
独りで生きるには、あまりにも能力が無さ過ぎた……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。