この空の下で、何度でも君を好きになる

作者 望月くらげ

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★★★ Excellent!!!

恋人の死を回避するためのタイムリープ物語。
 転校生である遠山瑞穂はクラスで浮いていた。次第に教室にいづらく保菌室にいることが多くなるのだが、そこで安藤和臣と出会う。人懐っこい彼に徐々に惹かれ、付き合うことになるのだが、デートの途中で車に轢かれそうなった彼を助け死んでしまった。しかし、目を覚ますと事故から3か月前まで戻っていた。再び彼が死なないように奮闘することになるのだが、彼の様子も少しおかしかった。
 恋愛要素は勿論、複雑な家庭環境や周りの友人関係なども丁寧に描かれており、感情移入しやすいです。また、大切な人の死を回避するというタイムリープものですが、少し変わった趣向もあり新鮮な気持ちで読めると思います。時空物好きな方は是非お読みください。

★★★ Excellent!!!

主人公の遠山瑞穂は、高校二年生。
とある理由から転校してくるのですが、灰色と言ってもいいくらいの青春の幕開けと言っても良かった。

しかし、彼女を変えたのは和臣という好青年との出会いだった。
彼を中心に物語が進み始め、そして数々の上手くいってなかったことが上手くいきはじめる。

両親のこと、友達のこと、自身の恋愛のこと。和臣との出会いで、瑞穂は明るく、魅力的なヒロインにどんどん進化していくので、読者も瑞穂を好きになること間違いなし。

しかし、そんな二人の恋の行方は思わぬ方向で幸せが「死」という形で、瑞穂が和臣を庇って死に引き裂かれたはずだったのだが、そこで大きな歯車が動きはじめる。

死んだと思って眼が覚めると、瑞穂は過去に戻っていたのだった。
必死に運命に抗い、友人のコタ君や和臣の心理描写も細かく描かれており、書籍化する作品として文句ない仕上がりでした!
恋愛、タイムリープ、そして、瑞穂と和臣の恋の行方はいかに!?

★3では足りない、ありそうで今までなかった新感覚恋愛タイムリープ物語!
是非ともご覧下さい!