魔法使いになれなかったので科学使いになったら世界最凶魔王認定されました
@ozarei1
0話 悪夢
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「アルフォードなら最強の魔法使いになれる、なぜなら俺たちの子供なんだからな!」
僕は子供の時からそう言われて生きてきた。
それもそのはず私の父は国一番の魔法使い、母は国で二番目に強い魔法使いなのだ。
なのでもちろん僕にはとてつもない魔法才能があるものだと両親は思っているし僕もそう思っている。
そして今日は待ちに待った10歳の誕生日!
「アルフォード!準備はできたか??今日はとうとうお前の魔法鑑定の日だ!」
「すごく楽しみね!私たちの子供だもんきっとすごい魔力があるわよ!」
魔法鑑定とは人が10歳になると教会に行き自分の魔力量、適正属性を測りに行くことだ、この鑑定で95%将来が決まっていまう。
「任せてよ!なんたって僕は父様と母様の子だもん」
「おおお!その通りだ!さすが俺の息子だ」「うふふふ!何いってんの貴方!私の息子よ!」
緊張してたけど、父様と母様を見ていたらどんな結果が出ても受け入れてくれそうな気がした。そう思うと緊張が消えた。
ガタン!!!馬車が止まった。教会に着いたのだ。
「着いたわね」「よし早速行くぞ!アルフォード!」
「はい!」
教会に入ると中にたくさんの人がいた。それもそのはず、国最強魔法使い夫婦の子供の魔法鑑定。もしかすると歴史的な日になるかもしれないからだ。
「お待ちしておりました!アルフォード様」
そう言って奥の壇上に立っていたのは教会のトップの人物だ。その横には大きな水晶が置いてあった。
「アルフォード様着いてすぐになりますが、早速こちらの水晶に手を置いてください。」
「わかりました!」
ちなみにこの大きい水晶に手を置くと水晶が光その光の大きさ、色で魔法鑑定する。
※色は赤は炎、青は水、黄は雷、緑は風、茶は土、白は回復系の合計6魔法....
「行って来い!」「いってらっしゃい!」
「はい!行ってきます!」
僕は父様と母様そしていろんな人たちが見ている中ゆっくりと水晶に手を置いた.....
魔法使いになれなかったので科学使いになったら世界最凶魔王認定されました @ozarei1
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