防衛チームがある世界

@houkago

第2話 生命体 襲来

この世界の防衛チーム

「SFME」は、環境を維持して未来まで保存する事を目的に結成されたチームである。

隊長のヒダカ率いる

イツキ隊員

アヤト隊員

ソウマ隊員

スミレ隊員

の5人編成だ。

イツキ隊員とアヤト隊員は、上空探索機「ツバメ」で森を上空で探索していた。


ソウマ隊員

「微弱な電波をキャッチしました。場所は‥

P-12です。」

イツキ隊員

「ってことは、森の中か」

ヒダカ隊長

「イツキ、アヤト隊員は上空探索機ツバメで 上空を探索、スミレ隊員はドックで地上探索、小さな事でも報告するように」

指名された隊員が頷き、それぞれの探索機に乗り込んだ。

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コクピットから降りた男は上空を旋回してる戦闘機を見て違和感を感じた。

そうだ、あの戦闘機にはミサイルやレーザービームが付いてないのだ。

それに、なんかの動物に似ている、色も。

これじゃ、一緒にオーガドラスを倒すのは無理だ。こうなったら無理矢理にでもこの世界の武力を全て無力化させよう。

そうと決まれば、今日の夜このロボットを起動させようと心に決めてロボットの修復作業に専念した。

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「ドック」とは、SFMEのパトロールに使われる車で時折小学校の交通安全教室に使われる。

犬に模様して造られた車で、ツバメは文字どうりの鳥のツバメに模様して造られた。

子供やお年寄りの方に好評されるようにと、動物をイメージして造られた。

スミレ隊員は、森の中で1人の男性を見つけた。スミレ隊員はドックを降りて話かけた。

「すいません。どうかしましたか?」

すると男性は

「いえ、野鳥の観察をしていました。」

「そうですか。あ、それとここら辺で何か変なものを見かけませんでしたか?」

「変なものとは?」

「あ、いえここら辺で微弱な電波をキャッチしたもんで」

「いえ、別に特になにも見ませんでした。」

スミレ隊員はご協力感謝します。と言ってドックに戻った瞬間イツキ隊員から連絡が入った。

「そっちに何か見つかったか?」

「いえ、なにもありません。」

「なら、ベアーに戻ろう。隊長が帰還せよとのことだ。」

「わかりました。了解です。」

と言って通信を切って男に言った。

「良ければ、街まで送りましょうか?もう日も暮れますし。」

男はお気遣いありがとうございますと言って断った。

スミレ隊員はドックに乗り込むとベアーに戻った。

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この世界の防衛チームは自分が出したSOS信号をキャッチしたのは良いけど、特殊迷彩で隠したロボットを見つけられないのであればまだまだ未熟だなと感じて、ロボットに乗り込み愛機のロボットを起動させた。

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その日夜防衛チーム「ベアー」のサイレンが鳴った。聞いた事もない慌しい警告音。

森の探索を終えた隊員達が集まった。

イツキ隊員

「隊長このサイレンの音はなんですか?」

アヤト隊員

「自然災害じゃないんですか?」

ヒダカ隊長

「いや、巨大ロボットが実現したらしい。」

イツキ アヤト スミレ隊員

『ロボット⁉︎』

ソウマ隊員

『今、モニターに出します。」

ソウマ隊員がパソコンを操作して、メインモニターに画面を出した。

するとそこに映っていたのは、何処ぞのスーパー戦隊が乗るロボットが姿を現した。

ヒダカ隊長

「イツキとスミレ隊員はドックに乗り込み現地の警察との方々と協力して住民の避難を手伝い、アヤト、ソウマ隊員はスバメに乗りロボットを見張り、私はここに残り皆んなに指示を出す。くれぐれもロボットを刺激するような真似は絶対にするな!わかったか?」

隊員一同は合図をしそれぞれの探索機に乗り込んだ。


ロボットから離れた所にドックを止めて地域の警察官から事情を聞いた。

どうやらあのロボットはいきなり空からやって来てそのまま動かなくなったとのことと、ロボットの周りの住人達は避難を終えていると言うこと。

その時、激しい爆音の後に強い振動が伝わってきた、どうやらロボットがミサイルを撃ったらしい。警察官は咄嗟に被害が出た所は住民は避難終えている事のことであった。

イツキ隊員がドックの無線機を取りベアーにいる隊長に連絡した。

「隊長ロボットが攻撃してきました。攻撃の許可をお願いします。」

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ツバメに乗っていたアヤト隊員とソウマ隊員はロボットがミサイルを撃った瞬間を見ていた。

アヤト隊員

「ロボットがミサイルを発射した。ようし

、こうなったら閃光弾で‥」

つかさず、ソウマ隊員が言った。

「ちょっ、ちょっと待ってください。今の打ち方は変です。」

アヤト隊員が聞き返す。

「変って?」

「はい、あのロボットミサイルの標準をワザと斜め下に向けて発射しました。普通なら遠くのビルに打つのに‥」

そこにヒダカ隊長の言葉が

「威嚇射撃だね」

「はい、そう思われます。」

ソウマ隊員が答えた。

どうやら、隊長が無線を誰も聴こえるようにしたのだろう。

その時1人の警官が慌しく来てこう言った。

「た、大変です。緑総合病院の避難が遅れています。」

なんだって‼︎イツキ隊員はそういうとドックに乗り込み緑総合病院に向かった。

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ロボットを街の中で着陸して、何もしなかったのは、あえて街の住人達を避難させるためだ。そして、ミサイルを撃つ事でこの世界の武力が軟弱で自分のロボットがいかに強いのかを見せ付ける為、許してくれとは言わない

ただ、仲間達を裏切り、仲間達を倒したあのオーガドラスだけは、せめてあいつだけは自分の手で倒さないといけない。だから、この世界の技術を全て駆使してロボットを修理しなくては

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ツバメの後部座席に座っていたソウマ隊員が叫んだ。

「謎の飛行物体が猛スピードで接近しています。」

「あのロボットの仲間か?」

アヤト隊員が質問する。

「いえ、違います!生物です。生命反応があります‼︎」

興奮気味にソウマ隊員が叫んだ、それはベアーにいる隊長や避難所にいるスミレ隊員、ドックに乗っているイツキ隊員にもその生命体は見えていた。

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白いシルヘットは、まさかまさかの光の国から派遣された光の巨人だと誰もが思ったのだかそれはすぐに消された。

何故なら、白いシルヘットは消えて姿を現したのは紛れもなく「怪獣」だったのだから。












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