アノ人との出会い

僕はゲームをしていた。同じ学校の人と。でも、クラスは違うし、話したことはほと


んどなかった。でも、ゲーム内で使えるチャットで、僕に話しかけてくれていた。そ


の内容はあくまでも思い出だが、話してくれるだけでも嬉しかった。僕は、その人か


らあだ名で呼ばれるようになっていた。僕は、その人なら、悩みを聞いてくれるかも


しれない、その人なら解決してくれるかもしれない という気持ちを持って、恐る恐


る孤独なことについて話した。その人は驚いたものの、優しく対応してくれた。僕は


達成感に満ち溢れた。また、同じ学校というだけあって、話もある程度通じた。だか


ら会話が弾んだ。僕は心の底から嬉しかった。

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