フータの仲間に腹黒い奴は一人もいない。往々にして、背中には文字や図柄を刺青している。陽気な腹踊りを披露するつもりなのか、文字や図柄を腹に描いている奴すら時々いる。殆どと断言できるくらい、柔軟性と頑強さを合わせ持ち、包容力の大きな存在である。以前に、他の方の投稿作品で、身近な存在を似た手法で描き出す作品に巡り会いました。
彼らの最期の3分を見届けてください!きっとその後には……楽しい事が待っているはずです。
誰でもよく知っている話だ。誰でもよくこのキャラに接する。誰でもよく食べる?
まさかそういうことだとは!伏線が所々に貼ってあったことが今わかりました!面白かったです!!!
一度読んで、「どういうこと!?」と声を上げました。二度読んで、文字通りに膝を打ちました。よくよく読み返してみると登場人物の名前もその通りで。フータの台詞も確かにそうなるわけで。非常に作りが巧みです。巧い。そういえばあのテーピングはなかなかに画期的だと思うので、もっといろんなところで使われてほしいと思います。
ユーモアとペーソスあふるる会話にある種の欲求を覚えた。最低でも二回は読みたい。
自分は1回目に読んだとき、最後までなんのことか察せませんでした。最後に「え!?」となって、皆さんの応援コメントを読んで、二度目に読んで「確かに!」となりました。自分より察しの良い皆さんなら1回目できっと分かります。これほどまでに上手く「最後の3分間」を表現した作品は他にないんじゃないでしょうか。
『カクヨム3周年記念選手権~Kakuyomu 3rd Anniversary Championship~』『最後の3分間』の参加作品です。簡単そうで難しい、このお題。いかに、10分でも、5分でもなく、3分であることに意味をもたせるか?それを、この作品は、きちんとクリアーしています。そして、とにかく、読んで面白い。ぜひ、ご一読を。そして、最後まで読んでも、面白さがよくわからかなかった方は、読者コメントを読みましょう。
今まで、あらゆるものから仲間を守っていたフータ。しかし、彼は最後を感じて仲間たちに別れを告げる──***熱い話に笑いあり。いや、作中には一言たりとも笑える点はないんだけれども。ネタバレになるからこれ以上は言えない。言えないけど……敢えて言えることがあるとしたら。「もう、そうとしか見えない。次からは」次からはドキドキしながら──に、なるんでしょうね。少し、嗜虐的になりそうです、自分。