0100110111100100001は逃げた

作者 ブリモヤシ

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★★★ Excellent!!!

ハッカー……今はホワイトハッカーという言葉が浸透しており、身近にあるのだが、この作品の舞台となっている1990年代ごろはまだマイナーであり、異彩を放つ言葉であった。

この物語は、会社を辞めてプログラマーになった青年が、慕っている先輩がハッカーであるということを知ってからドラマは始まる。


当然この物語はフィクションなのだが、フィクションとは感じられない程の重厚なる文章に、これを読んだ人間は、普段普通に暮らしている我々には知らない世界があるのだなと気がつくであろう。

この作品は、今からおよそ20年程前の日本を舞台にしているのだが、当時マイナーであったプログラマーに焦点が当てられており、彼等の取り巻く環境が浮き彫りになっている。

パソコンに興味がある人には是非一読して欲しい作品である……!

★★★ Excellent!!!

デジタルネイティブは知らない、Wifiもスマホもなかった時代(Yahoo! Japanのサービス開始は1996年らしい。今調べた)。
天才ハッカーと、彼に魅了された(?)弟子の「僕」が巻きこまれていく事件は、徐々にダークサイドを見せていき……。

1999年当時の日本の空気を織り込みながら、物語はスピーディに進む。時には爽快に、時にはビターに。10万字もないので読みやすく、読後の満足感が高かった。おすすめです。

★★★ Excellent!!!

現実世界における最強のチート能力、ハッキング。最高に面白いです。コンピュータの知識が全く無くても楽しめます。
癖の無い文体で読みやすく、登場人物のキャラが立っていて読む手が止まりません。緊張感のある展開が続くので、一切だれるところがありません。早く続きが読みたいです。