いかにもな勇者の旅立ちから始まる物語。国王から送り出されて、魔物を倒して、街の人々に感謝される。そんな順風満帆に見えた旅路は、ある所から一変します。思わせぶりな終わり方にドキリとする短編です。
よくぞやった。私はこういう話が大好きだ。その真反対の話も大好きながら、ああした事情にああした対応をするのは私も心から同意する。後々を考えて少しは残されてもよかったかも知れぬが、若さっていいなあ!