作文練習としてのレビューと応援コメント?

 たくさんの作品の中から、自分の好きな作品に出会えたとき、その感動とお礼を作者に伝えたい! と思うのですが、私は、それを書くという行動になかなかつながりません。

 幸い、カクヨムでは、星やハートで手軽に表現できるので、私の場合は、それらを主に使っています……。

 本当は、もっと前から、レビューとか感想コメントを書きたかったのですが。

 

 そもそも、私は、子供の頃から、読書感想文というものが大っ嫌いでした。本当に嫌いでした。

 (いや、国語が嫌いでした。作者の気持ちは何か?とか聞かれても、そんなの誰も知るはずないやん(!)としか思えませんでした)

 

 でも、本を読むのは好きでした。ただ、読後の感動や思ったことが、言葉で表現できないのです。語彙が少なかったからかもしれません。

 読むのは問題が無いのですが、アウトプットがうまくできないのです。

 無口なのも、原因なのか結果なのかわかりませんが、関連しているような気がします。

 ちなみに、好きなことになると途端に饒舌になると言われるので、脳って不思議ですよね……?


 

 そこで見つけたのがこのエッセイ。


 レビューのススメ

 作者 雲江斬太

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887584815


 なんと、このエッセイを読んだ後、レビューを書くことに対する心理的障害が下がったのです!

 ああ、自分も書いてみたい! という思いがあったところへ、このエッセイによって背中を押された感じです。奇跡の出会いでした。タイミングが良すぎです。

(ちなみに、こういうことってよくありますよね? 何か考えていたときに、偶然その情報が突然目の前に現れるという……なんか小説のネタに使えそう?)

 

 雲江斬太氏の言うとおり、読んだ内容をまとめて書く、というのは、文章の構想を練る、そして、簡潔にまとめて表現する練習にもなります。

「レビューがうまい人は文章もうまい」

 自分もそうなりたいです。


 ということで、頑張って、しかし無理せずに、面白いと思った作品にはレビューを書きたいと思います。

 

 こうしてみると、どうも自分のモチベーションは、練習に結びつけることのような気がします。修練や訓練っていいですよね?



 なお、「応援コメント」については、あるとき突然書けるようになりました。きっかけは、ある小説のエピソードで、自分が知っている専門分野のあるマイナーなテーマを取り入れている部分があって「おぉ、これは一言言いたい!」という感情とともに、自然に言葉が出てきたことがあったのです。少しでしたが。

 このとき、ああ、本当に心が動けば、自然と内から表現の言葉が出てくるのだなと思ったのです。

(つまり、子供の頃に書けなかったのは、本の選択が悪かったからかも?)

 以来、ああ面白い、一言言いたい(!)と思った時は、自分の素直な心に耳を傾け、その言葉をそのまま感想コメントに書くようにしています。



 ということで、拙作「フィルディアーナ・プログラミング」にコメントやレビューを書いてくださった皆様、再度心からお礼申し上げます! 本当に嬉しいんです!



 そして、皆さんも作文練習と思って、いいと思った作品には、どんどんレビューや応援コメントを書きませんか? あなたの思い伝え合いましょう!

 練習になるし、作者はうれしいし、一石二鳥ですね!




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