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「ハイ・タッチ」、語感から何かに触る感じがして、面白い和製英語ですね( *´艸`)
私の考えですと、このような和製英語は、赤ちゃんや幼児の喋る喃語(なんご)と同じような経緯で作られるのだと思います。
自動車の事を「ブーブー」、猫の事を「ニャーニャー」などと言うあれですね(´▽`*)
カップルなどがお互いの手を高く上げて手をタッチすると言うこのハイ・タッチですが、元々の英語ではハイ・ファイブとか、両手ならばハイ・テンなどと言うんですよね。
しかし、この様な指の数を意識した言い方は、市街地では大抵近くに誰かがいて、周囲の人々の行動が見られる状況にある土地の狭い日本においては、しばしばトラブルの発生に繋がりかねないのです。
と言いますのも、悲しい事に、日本においては、大人の両手の指が必ずしも5本揃っているとは限らない場合があり、その確率は、諸外国よりもずっとずっと高い為です(*_*)
かつて、日本のマフィアであるヤクザの社会では、「失敗の責任を深く自覚し、反省する」≒「落とし前を付ける」行為として、小指を切り落とすと言う行為が頻繁に行われていました。
北野武の映画、「アウトレイジ」の世界です。
今でも僅かですが、こうした「落とし前を付ける」行為は行われているかも知れません。
そうしますと、「ハイ・テン」などと言う言葉を使う時、近くにそんな古風なスタイルで落とし前を付けて仕舞ったヤクザの構成員などがいた場合、闇にそれを指摘する事となり、喧嘩や暴行などのクライムの発生の元になって仕舞うのです( ′ω`)
これはもはや、GTAの世界を生き抜く知恵のようなものです。
「触らぬ神に祟り無し」と言いまして、最初からそんなリスクを冒さないように注意して置けば、感情的な行動を取りがちなヤクザの引き起こすクライムに巻き込まれる心配は減らせます。
日本においては、そうした周囲への配慮が一種のまごころであり、気づかいであり、kindnessなのです。
二十代後半の女性の前で「クリスマス・ケーキ」などと言う単語を無遠慮に使ってはいけませんし、髪の薄い人の前で「タコ」「ハゲ」と言う言葉を使うのは、とてつもなく無礼であり、ご法度な行為なのです( ′ω`)
以上、和製英語ハイ・タッチに対いての感想でした(*‘∀‘)
作者からの返信
南雲さん、感想をありがとう。
漢字を読むのはまだあまりできないので、知人に内容を教えてもらった(笑)。
日本の人の気遣いと和製英語の関係、あなたの考えは大変おもしろいと思う。
いつか書こうと思っていたけど、ヤクザの人を知ってました。彼らは確かに、身近にいることがありますね。
応援コメントで例として書かれていますが、マロンとホチキスは、私もずっと英語だと誤解していました。アメリカで普通に使ってしまって通じなくて、初めて「英語じゃなかった!」と知りました。
和製英語で一番困ったのは「アットマーク」です。何かの手続きで電話で会話をしていた時、私の英会話能力では話が通じなくて「読み書きならば大丈夫なので、メールで送ってもらえますか?」「OK。メールアドレスは?」と聞かれて……。「アットマーク」と言ってしまったら「?」という反応をされて、結局メールアドレスを伝えることもできなくなってしまいました。
あと、これは困ったわけではないですが、食べ放題が「バイキング」ではないことも、アメリカで初めて知りました。みんなが「バフェ」と言っているのを聞いて、最初は少し不思議でしたが「buffet」と文字で見たら理解できました(昔の食堂車を示す『ビュッフェ』という言葉が頭に浮かんで)。
作者からの返信
鳥川さん、ありがとう。
@の名前は、英語ではat sign。でも、アドレスを言う時は、ただ「at」と言うことが多い。
バイキングは、あなたの言うとおりです。バイキングっていう名前も面白いと思う。
昔、左の足に「右足」と刺青を入れている外国人の写真を見た事があります。
本人は知っていたのでしょうか?