この物語をうまく褒め称える言葉を自分の中に探すことができなくてすごくもどかしいのですが、すごく!好きです!隔絶された世界観と、紙人間の孤独と抑えきれない衝動と、読みながら画が浮かぶ素敵な物語を読ませていただきました。ありがとうございます。
世界観が不思議で面白く、ちゃんとメッセージが読み取りやすくてよかったです。
序盤から、不思議な世界に引き込まれました。自分の意思を持たないはずの「紙人間」を通して、生きるとは何か、生きている証明とは何なのだろうかと、考えさせられました。そして、良し悪しは別にして、自分たちの身の回りにある、外部からの刺激の大きさに改めて気付かされます。
命あるものを生み出し続ける紙人間という不思議な存在空想が広がる風景画のような作品です
書くこと、生きること。美しいラストに鳥肌が立ちました。