KAC9お題『おめでとう』

 カクヨム3周年記念選手権、9日目のお題は『おめでとう』でした。


 https://kakuyomu.jp/info/entry/3rd_anniversary_kac9


 私ら世代になると『おめでとう』と言えば『ありがとう』になる訳で。これもまたエヴァの呪縛ですナ。全く成長していない……。


 正直、8日目のお題と合わせて『3周年おめでとう』じゃないですか。これはもう10日目のお題『カクヨム』しかないなと、当時は当たりをつけておりました(遠い目)。異世界ファンタジー縛りで書いている人とかどうするんだろう。カクヨムと言う名前の何かでもオッケーって事にしてくれるのかな? とかそんな事を考えていた頃を懐かしく思います。何もかも皆懐かしい……。



 『おちこぼれ魔法使いの僕が魔法を使えるようになったワケ』

 『捕まったトリ』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889016575/episodes/1177354054889017050


 この話のおめでとうは警察に表彰されておめでとうと言うもの。話の流れとして参考にしたのはカリオストロの城ですね。ルパン三世の。このオチに持っていくために色々と仕掛けを施してみました。トリが捕まって、有力貴族のところに行って、取り戻すための大義名分を作って、みたいな。

 ベリル部長の召喚した魔獣の名前の『リスター』ですが、勿論元ネタはエブリスタです。お後がよろしいようで。



 『私がアイドルになるまでの少し不思議な物語』

 『初めての主演映画』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889018132/episodes/1177354054889018227


 アイドルがメジャーデビュー前に主演映画を撮影。これ、フィクションだと思う人、いるかと思います。普通はありえませんよね。

 しかし、そう言う偉業を成し遂げたアイドルグループがいたのです! そのアイドルとは、愛媛が誇るロコドル『ひめキュンフルーツ缶』。主演映画は『へっぽこエスパーなごみ!』と言います。宣伝が過ぎるのでこれ以上紹介しませんけど、このエピソードが元ネタになっているのですよ。

 あ、当然ですけど、現実の映画撮影に妨害はありませんでしたからねっ。


 で、物語の方はただ映画を撮影しておめでとうでは面白くないので、ここでライバルグループの妨害が入ります。この妨害をクリアした上で映画を観たライバルがおめでとうと口にしてお題クリアと言う流れに。

 最後に改めてライバル宣言をお互いにしたと言う事で、いい感じにオチも付きました。



 『西日本魔法少女大戦』

 『優しい異世界モンスター』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889023025/episodes/1177354054889023300


 この話でついに魔法少女の2人は大阪に到着した訳ですが、最初におめでとうと2人を祝福するのがセヤネンってタコ型の異世界モンスター。こう言う異形の敵と戦う話で主人公の味方をする敵の登場もお約束のパターンですよね。

 ちなみに作中でたこ焼きが出てくるのは、それまでの話でリクエストがあったからです。ちゃんとたこ焼きを出せて良かった。


 味方になった敵が重要な場所まで案内って言うのもテンプレで、その後で主人公を身を挺して助けるのもお約束。お約束のオンパレードやで。

 で、最後にボス的なやつが思わせぶりなセリフで主人公を挑発するのもまたお約束。やっぱりここで一応主人公の勝利を祝うのは定番の流れですよね。

 本来はこの引きから壮大なラストバトルに持っていくはずだったのです……(遠い目)。



 『最後のモンスター達と伝説のトリ』

 『3年前の出来事』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889028310/episodes/1177354054889028820


 前回のテーマでいきなり3年飛ばしたので、今回はその3年の間の隙間を埋めるエピソードにしました。テーマがおめでとうなので3周年記念パーティーの続きと言う流れでのおめでとうです。うーん、自然な流れだねぇ(自画自賛)。


 3年前に何があったかを考えるのは楽しかったです。そこでリホの同僚が仲間になった経緯などを設定してみたりして。当時のモンスター解放チームの無双っぷりも描けて満足満足。

 後、魔獣の名前の元ネタはピクシブです。こちらも分かりやすーい。ちなみに、魔獣以外の新規キャラの名前に元ネタはありません。適当万歳!


 

 そう言う訳で9日目のお題も何とか無事にクリアして、残るはあとひとつのお題だけとなりました。ラスト、まさかあんな想定外のお題が来るとは、その時の私は全く想像すらしていなかったのです――。

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