KAC7お題『最高の目覚め』

 カクヨム3周年記念選手権7日目のお題は『最高の目覚め』でしたね。

 私、最初のこのお題を見た時、言葉のイメージで簡単に考えていたんですよ。目が覚めた時に最高だーって思えるシチュエーションの作品になったらいいんだろうと。


 でも運営からのメッセージを読むとカタルシスが大事との事。これは困りました。ただ、ジャンルは不問、夢オチでもいいよとの事。なので頑張って考えました。頑張れば思いつくものですナ。これが人類の可能性と言うやつかッ!


 今回はモンスターの話から思いついたので、そこから魔法少女、アイドル、魔法使いと、執筆とは逆の順番で考えていきました。なので最後に執筆するモンスターの話が一番ベタな展開になると言うねw



 『おちこぼれ魔法使いの僕が魔法を使えるようになったワケ』

 『突然のスランプ』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888947214/episodes/1177354054888947376


 この話では、目覚めを才能の目覚めと再定義してみました。何も眠りから覚めるだけが目覚めじゃないですものね。

 この流れにしたのは、単に普通に目覚めても面白くはないなと思ったから。ただ、奇をてらっただけあって『最高の』目覚めになったかどうかは……(汗)。

 テーマに沿っているかどうかはともかく、連作の続きのエピソードとして楽しく書けたので、これはこれでアリかな、と思います。



 『私がアイドルになるまでの少し不思議な物語』

 『眠れない千春』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888947810/episodes/1177354054888947895


 この話での『最高の目覚め』は最高にベタなものにしました。ベタオブベタな展開もひとつは入れようかなと思いまして。

 この話から主人公の千春はいつも助けてくれるトリをトリえもんと呼ぶようになっています。それだけ親密さが増したって事ですね。応援コメントでドラえもんみたいと書かれていたのも影響が大きい気がします。


 眠れない辛さ、眠れた時の気持ち良さ、そうして訪れる最高の目覚め。そこは何とか描写出来たかなと自画自賛しております。眠れない辛さを体験済みだったから書けたんだなぁ。私の体験は歯痛で一晩眠れなかっただけなのですけどね。

 歯痛は辛いです。きっと他の体の不調も辛いのでしょう。あんまり体験したくはないものですね。



 『西日本魔法少女大戦』

 『悪夢の果てに』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888953174/episodes/1177354054888953548


 禁断の夢オチ作品。夢オチとは言え、必然性はあるからまぁいいかなと。夢の中に現れる敵と言うお約束な流れで、攻略法が見つかるまでは勝ち目なしと言うホラーテイストな展開にしてみました。


 夢の中で自分は夢を見ていると自覚した時に発揮される意志の力、これは経験談でもあるんです。明晰夢を見たのは数えるほどしかないんですけど、夢ならば飛べると意識したら本当に飛べたと言うのが元ネタとしてあるんです。あの時の浮遊感は中々のものでした……(遠い目)。


 アイドルの話でもそうでしたけど、実体験がベースにある話は説得力が違いますね。読んだ人にまでそれがしっかり伝わったかどうかは、ちょっと自信がないのですけど。しっかり伝わっていたらいいなぁ(遠い目)。


 ちなみに夢の中に現れたトリは2人の想定上のトリであって、実際には夢バトルにトリは参加していません。だから2人を起こせたんです。流石は切り札ですナ。



 『最後のモンスター達と伝説のトリ』

 『研究施設の長い夜』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888957993/episodes/1177354054888958492


 この話が今回最初に思いついた『最高の目覚め』でした。目が覚めたら夢が叶っている。これって最高じゃないっスか! 多分4作品の中でも一番最高な目覚めになっていると思うんですよね。その展開に持っていくために色々とややこしい事にはなりましたけど。

 そもそもトリがチートキャラなので、冒険や苦難を乗り越えた先のカタルシスを表現しようと思ったら、魔王級のキャラを出すしかなかったのですよ。


 ここでトリの設定が少し出てきましたけど、当然ながら後付設定です。謎を多くしたのでテーマに合わせてどうにもで話を膨らませられると言う、トリは本当に便利なキャラですねぇ。 


 と言う訳で7日目のテーマも何とか無事に完走出来ました。ここまで話が進んで、ようやく私はこのキャンペーンのとある太っ腹な仕組みに気が付いたのです。

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