制限時間を超えてもやらせてくれるとか、そんなんありすか(笑)
審判の粋な計らい?あるいはルール的に多少すぎてもオッケーとか?
まあそれはさておき、読んでて思わず顔が緩みましたよ。まさに総決算、ラストのステージにふさわしい勢いと希望にあふれた、素晴らしいパフォーマンスだと思います。
作者からの返信
サンダルウッドさん、コメントありがとうございます!
制限時間を超えると、リアルだと、厳しいところですね。笑
やはり三分間というルールが決められている以上、審査員の心証は悪くなります。。。
でも、ツッコミどころもあり、厨時代らしい選択かなと思います。笑
中々、こんな思い切った選択はできませんよ。
この展開はとても悩みました。どういった言葉を繋げばいいのか、先行がラスボスだし、勝った負けたはRPGのようにステータスとかでごまかせませんし、読者を説得しないといけないので。。。
それでも、厨時代が今まで積み上げてきたものをフル投入した、これぞ厨時代と言えるような展開にできたと思います。
僕は、あの時感じた光を書きたくて、それでもその名前がわからなくて、書いてみれば分かるだろうと思って書き始めました。
そうでしたか、僕が書きたかったのは希望だったんですね。
「お母さんだ!」→ここ良いですね(笑)
この台詞から、後半部のラップ調に流れ込む構成のテンポが良く、一気に最後まで読んでしまいました。
ラップ調の詩、万雷の拍手、やり終えた後の心臓の音、で読者の聴覚にガンガン訴えかけてから、ラストは視覚に移行して『暗かった視界が明るく輝く』と穏やかで希望に溢れた締め方をしているのは、上手いなと思いました。
作者からの返信
風梨さん、コメントありがとうございます!
本来クールな中島の開き直った間の抜けたセリフ、そして、韻を踏んだ詩に、厨時代のパフォーマンスを受け入れる会場の温かさ。
そして、泥濘と絶望にまみれた深い暗闇の中にいても、微かな光らしきものを頼りに自分が今までもがいてきたことが受け入れられ、自分の人生は間違っていなかったんだと信じられるようになった鷹岡の希望。
これを書きたかった。この経験は、彼にとって大変な自信になると思います。
そして、彼が今まで頑張ってきた道程には、数多くのものが残り、ついてきているのです。
これが、厨時代。これが、鷹岡の生きる意味。