背景をもたせて語られる彼らの詩はどれも生きていて自然と熱くさせられました。しかもそれが全員にあり、作中に込められた魂に尚あてられました。
ウミガメへのアンサー?メッセージ?ラップ(適切な言葉かはわかりませんが)と付随するエピソードがとくに好きでした。
コミカルな進行が読者のテンションを常に上げているようで、その調子が盛り上がりにひと役かっていたとも思います。
最高でしたね。
作者からの返信
白川さん、素敵なコメントと、最後まで読んでくださりありがとうございました!
嬉しくて何度もコメントを読み返していました。笑
それぞれの人物の背景を考え、それにあった詩を作る。時間はかかりましたが、楽しく書ききれてよかったです!
ライヴ感が大事なので、話を書くときには、各話神が降ってきた時にしか書けず、だからこそ、魂のこもった作品になったのかなと思います。
ウミガメの唄を好きになってくださりありがとうございます!
こちら、嘆きに対する魂の呼応と言いますか、僕にも適切な言葉は分かりませんが、ともかく、両チームとも全力でぶつかった試合だったんじゃないかなと思います。
コミカルな進行、多少シリアスな内容でも、結局は楽しく読めたほうがいいかと思い、各キャラ表情豊かに描写するよう心がけました。バカをやりきれたかなと思います。
最高。恐悦至極です!
完結おめでとうございます。
仲間の大切さ、希望やプライド、家族への想い、様々な感情が詰まって繰り返し読むほどに味が出るすばらしい作品でした。
最後、平井先生のことを口にしているのも個人的には刺さりました。和解というようなものではないだろうけど、この3年間でお互いに器が大きくなったんでしょうね。
また折を見てレビュー書かせてもらいます。
作者からの返信
サンダルウッドさん、コメントありがとうございます!
本当に何度も読んでくださり、ありがとうございます。
目標だった、読み返すたびに新しい発見があり、面白くなっていく作品を少しでも作れたのかなと自画自賛しちゃいます。笑
光の三分間は、題材としては『声と言葉のボクシング』なんていうマイナーな競技ですが、話の根本にあるのは、ジャンプの友情・努力(葛藤)・勝利みたいなどシンプルになってます。
シンプルな構成だからこそ、多くの人生や、交差する感情を描き切れたのかなと思います。
平井先生の件は絶対書きたかったんです。檜山先生も恩師ですけど、平井先生も鷹岡にとっては同じくらい恩師ですから。裏話ですけど、後々、平井先生が鷹岡のことを心配して檜山先生にいろいろ相談していたことを鷹岡は知ります。書いてませんけど。まあ、最後まで読んでいただいた方の特典ということで。笑
レビュー、楽しみにしています!
この小説、好きだったなぁ。
終ってしまうのが、寂しいような…。
『詩のボクシング』という興味深いイベントがあることを知ることができたのも、鷹仁さんのおかげです。
特に、地区予選編の『黒四ダム』と、全国大会の『チームウミガメ』『則天去私』のエピソードは、短い詩なのにそれぞれに背景があって、胸を打たれました。
まさに青春。ほろ苦さと、熱くなりすぎて馬鹿やってる気分と、成し遂げた充実感が存分に描かれていて、ラストには爽やかな初春の風が吹いていましたね。
素晴らしい作品を有難うございました。
そして、お疲れ様、完結おめでとうございます!
作者からの返信
風梨さん、最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
また、愛してくれてありがとうございます。
この物語は終わっても、鷹岡の人生は続いています。きっとどこかで、彼らは馬鹿やって生きています。笑
詩のボクシングの啓蒙につながったのであれば、これ以上嬉しいことはないです。詩のボクシングに出会って、人生が変わった身として、一人でも、この素晴らしい競技が忘れられずに残ってくれれば、それはそれで楠さんのアイデアが世の中に遊び心を広めたようなものですから。
この作品では、主人公だけじゃなく、周りの人たちにも当たり前のように人生や苦悩があって、それを鷹岡の視点で切り取った一部を見せているだけです。
そのため、ここに存在している登場人物にはこれからも人生がありますし、この世界のどこかで生きているのです。
この読後感のために、過程を大切に描きました。不器用なほどに熱く、一生懸命な彼らだからこそ、人の心を動かし、記憶に爪痕を残せたのだと思います。
風梨さんも、二年近く、ありがとうございます。
「詩のボクシング」というイベントがあるのですね。
風梨りんさんもですけど、青春を書き続けられる情熱は素晴らしいですね。いえ、今も、青春 !
私も詩を書いていた頃があるのですけど、あの頃のキラキラ、トゲトゲした感性は、どこへ行ったのでしょう。
骨太の青春小説に出会えて幸せです。
作者からの返信
襤褸さん、コメントと、最後まで読んでくださりありがとうございました!
青春。大人になるにつれ、今まで抱いていた星のように尖った理想が現実によって研磨され、丸くなっていく。これは、周りとの摩擦もなくなり、社会の一員になるのに必要だとは思いますが、自分としては中々踏ん切りがつかない。
今、その中途にいる自分としては一番苦しいですね。創作に大切なものを失いそうで、必死に抵抗してます。笑
襤褸さんも詩を書いていたとのことで、個人的にはすごく興味があります。笑
ある時期にしかない輝きというものが、自分の中にまだあるうちに書き残せてよかったと思います。
骨太。その評価をいただけて大変嬉しいです。改めて、ありがとうございました!