応援コメント

第6話 高校生の本分」への応援コメント

  • 土下座のくだりは説明だけにしたんですね。あれはあれで面白かったけど、こっちの方が主人公以外の人物の存在感も発揮されていていいと思います。

    檜山先生は良い先生ですね。生徒一人一人と向き合っているからこそ、そういう考えを持てるんだろうなと思います。
    生徒に先生役を任せるというのも、なかなか斬新ですが面白い試みですね。
    単なる一方通行の授業と比べて、生徒たちのやる気が増しているのが想像できます。ただ、そういう授業が可能になるのも、普段から生徒たちと誠実に関わっているからこそなんでしょうね。

    作者からの返信

    サンダルウッドさん、コメントありがとうございます!

    土下座、断腸の思いですが切りました。人を書きたいなと思ったのです。
    僕の以前の作品は、独りの引きこもりの世界を書いた話でしたが、実は、家に引きこもっていても、家の外では残酷にも現実が変化し動いている。その事に気づきました。
    今までは、その変化しているものに目をつむり、部屋の中を描写し続けていましたが、部屋の外を意識しながらあえて部屋の中のみを書くのと、部屋の外を意識せず部屋しか書かないのは雲泥の差だなと思い、ガラッと書き直しました。
    部屋の外を見たほうが面白いですし、人間関係を書くほうが面白く、広がりがあるなと思ったので。

    檜山先生は恩師です。今でも、母校に帰ると、訪問者リストのところに、檜山先生目当てで来る人が多く見られるほど、彼は人望がありました。
    生徒に先生役を任せるというのは勇気が必要だと思います。そこは私立らしく自由だなと思いましたね。
    四十代(昨年で五十歳)ではありますが、頭も身なりもずっと若々しいということが生徒に人気の秘訣なのかもしれませんね。