第21話:レフのアメリカ旅行
ディズニーワールドは、エプコットで未来の世界を体験して、マジックキングダムでは昔からのキャラクター、ミッキー、シンデレラ城、ハリウッドスタジオでは、インディージョーンズのショー、美女と野獣のステージなどを楽しんだ。テーマパークだけでなくパーク内を移動するモノレール、船が、面白かった。
また、花火大会も十分楽しめた。ユニバーサル・スタジオ・オーランドでは、シュレック、ターミネータ、メインブラック、トランスフォーマーなど、映画でおなじみのキャラクターの立体的映画をいくつも見て、目が回ってきたのを思い出す。
その後、ヒューストンで宇宙センターや、100年以上の歴史を誇るヒューストン自然科学博物館では、実物サイズの恐竜の骨格などを見学することができ、楽しみながら恐竜について学べ、「ウィス・エナジーホール」では、石油の街といわれているヒューストンならではの展示物を見てきた。
次に、全米一美しい町といわれるだけあり、アルバカーキは、強烈な太陽と、砂漠の砂の色、そして青い空の色が似合う素敵な町だった。次にプエブロ・インディアンの町、サンタフェ。この町では、建物はインディアン文化を伝える建築様式を取り入れたものにしなければならないよう、法律で決められているほどなのだ。
インディアン文化を払拭して発展してきたアメリカの他の地方の人にとっては、サンタフェのように、インディアン文化の基礎の上に成り立っている都市というのは、珍しいようで、気に入った。最後に、アルマカーキから近いのでセドナを訪れる事にした。
もともとは、ネイティブ・アメリカン「インディアン」の聖地の一つで、砂漠に囲まれ、山と川もあり、自然豊かな大地の上にあります。科学的に証明されているわけではありませんが、セドナのパワーは渦を巻いているといわれている。
レッドロックや奇岩、流れる川にもパワーが宿り、地中からパワーが湧き出ていると言うのだ。セドナは、「ボルテックス」が集中していると言われる。ボルテックスとは、ラテン語で「渦巻き」を意味する単語で、そこから転じて大地の強いエネルギーが渦を巻いて放出されているポイント。
いわゆるパワースポットを表す言葉として使われます。世界のボルテックスの中でもセドナには、特にパワーの強い4つのスポットがある。1つ目は、エアポートメサ、活力を与えるレッドロックと言われ、中心街からもアクセスしやすく、多くの観光客が訪れる。
名前の通りエアポート「空港」の近くにあり、セドナを一望できるので、すばらしい朝日と夕日が見られる場所として人気。2つ目は、ベルロック、その名の通りベル「鈴」の形をした可愛らしい岩。
しかし、転機を乗り切る直感や決断の山で、男性的で力強いパワーにみちあふれる場所として有名。この山は、遊歩道が、整っているので、ハイキングやトレイルランなど、登山しながらアクティブな時間を過ごしたい人におすすめ。
3つ目は、ボイントンキャニオン、水と緑、大地と空の4大要素が集まった、セドナで最も強いパワーを感じられる場所とも言われています。ネイティブ・アメリカンの大地の守護神「カチーナ・ウーマン」という名のラクダのような形をした岩があることでも知られている。
4つ目は、カセドラルロック、もっとも愛されている岩と言っても過言ではない。その名の通りその姿はまるで、格式高い古い大聖堂のよう。頂上からはセドナの岩山たちを上から見下ろしながら眺めることができる。
愛に迷った時に訪れると良いといわれていて、恋人同士や女性に人気があります。特に夕日に染まるカセドラルロックの美しさは定評があり、写真愛好家からも親しまれています。4つのボルテックスを巡ると、バランスよく心身が癒され、リフレッシュ出来るといわれている。
その後、セドナから、ラスベガス経由でマイアミへ行き、ロンドン行きのクルーズ船で、途中の寄港地、リスボンまで乗って、帰ってきた。約1ケ月の米国旅行だった。その後、暑い夏、レフとアリサは、北欧の旅へ出かけ、避暑地でゆっくりと暮らした。
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