「噂をすれば影やなぁ」大将が手を叩いた。「商売しとったらようあるんや」

「何? 俺に関する噂?」

 順君が私の隣の席に近づいてくる間、大将は、誰か会いたいもんがおったらそいつの話したらええねん、特に悪口が一番テキメン、と得意げにひとり頷いていた。

「どうした平日やのに。珍しい。女の子みたい」と順君は私を指差した。

「こういうステキワンピースを着ざるを得んくらいテンションが下がっててね」

「でも御局様に怒られるんちゃうの」順君は持っていた鞄を一つ向こうの空いた椅子に置くと、私の隣に腰を下ろした。順君のシャツの、いつもの洗剤と都会特有の埃の匂いがした。

「怒られてもなお着ざるを得んかってん。ステキワンピースでパリッと元気にね。なりたかったんよ、ファイト一発」

「そうか。ようわからんけどそらしゃあないな」

 ミオちゃんがおしぼりと私物の古い手巻き式のパイオニアを持ってきて、ちょうどいいからお二人で一枚とか言って問答無用でカシャーとやって、江藤さん来てくれへんかなあて言うてたんですよーとくねくねした。いいなあお前。心置きなくくねくねできて。

「何の話してたん。江藤君はスバラしい男だね、とか言うてたん」

「言うてへん」

「もう、マリさん、ミオが言いましたやん。ミオ、遠藤さんスキて」

「ミオちゃんは見る目があるなー」

 順君は生中を頼んで、大将俺もこの鉄板食いたい、と私の前の上肝を指差した。大将は、マリちゃんにようけ出したから一人前あらへんけどかまへんか、と聞き、順君は承諾した。

「でホンマに何の話してたんよ」順君はおしぼりを広げながらまた尋ねた。

「いろいろ」何と言ったらよいのかわからなくて、私は逆に問い返した。「今日は順君、なんで来たん?」

「なんでて別に、じぶんが月曜に来るて、こないだ大将に上肝て頼んで帰っとったから、俺も食いたいと思って。便乗便乗」順君の生ビールがやって来た。「ちゅうか誘てくれると思っとったのに」

「ごめん、最近貧血気味やから、この肝は是が非でも独り占めしたかってん」私が額に手をやって首を振ると、

「気持はわかるけど俺の健康も気遣ってくれ」順君は自分の分が来る前に私の鉄板の肝をちょっと頂戴、とつまんだ。「友達やろ」

 寄ってたかって何だと言うのか。ともだちともだちてそら友達で間違うてへんしそれはええねんけど、それでええわけちゃうねん。なに? 今日って厄日なん? 本当に全身の血が下がって、頭がふらつくような気がした。

「いやな、今マリちゃんに辻君の話してたんや」

 大将が順君の上肝をカウンター越しに出した。縁のところが木製の小さな鉄板は、なおもジュウ、と音を立てている。

「ああ」

 順君はいただきまー、と肝を一口食べると、返しとくわ、とこちらの鉄板に一切れ載せた。

「ほんで、マリちゃんは多分彼氏とか要らん子やて、江藤君言うたやろ。そのことをな、ちょっと」

「いや、俺は別に、俺から見た限りなんか要らなさそやなーて思う、て言うただけやで」

 なあホンマに厄日なんとちゃうん。お正月に貰った門戸厄神さんのお守りも役に立たへん強力な厄日やろ。

 臼井先生のことを考えた。今頃どうしてはるんかな。先生は、ことが先生の話通りであるとすれば、どんなふうにかは知らないけれども相手に好きと言われてその気になったわけだ。やはり言わなくては伝わらないのだろうか。何も変わらないのだろうか。でも言ってしまえばどちらに転んでも今の我々の関係ではなくなってしまう。私と智みたいに。現状の破壊。その言葉の持つ力はすさまじい。

「で、どうなんマリちゃんは」と大将に言われてはっと我に帰った。背負い込んでしまったサチオ分の荷物まで時々いちいち点検してしまう自分がうらめしい。気がつけば店の中には軽快なピアノとパーカッションが響き、「悪魔を憐れむ歌」が流れていた。はじめて順君にここへ連れて来てもらった時、流れてきたこの曲の終盤、「テルミベイべ、ワッツマイネーム!!」というところに合わせて裏声を上げていちびって歌って、大将にものすごく喜ばれた思い出がある。

「なに、彼氏ですか?」

「そうそう」

「妥協して無理に作って、ええようにいてこまされるのもねえ」

 女子がいてこますとか言うな、いてこますなんて、と大将とミオちゃんとが口々に噴きだした。横にいる順君が、ほらな、と満足げなので、私はなんだか軽く腹が立って、

「欲しくないわけやないよ」と言った。

「そうなん?」順君はややびっくりした顔で聞き返してきた。

「今たまたまいてへんだけで、べつに要らんと思ったことはない」

「え、そうやったん?」順君はビールをごくごく飲み干して、おかわりを頼んで、言った。「ちゅうかこんな話はするん初めてやな」

「せやね」

「キミらほんなら今まで何の話してきたんや」

「安藤忠雄の話とか」私は下唇を突き出した。大将は順君にジョッキを渡し、なんじゃそらとまた笑った。

「でも順君もあんまり言わへんし聞かへんし、私も言わへんし」言うべきこともないし。いやほんまはあるねんけど。あるけどない。「私ははじめいっぺんだけ、順君彼女いるんやんなあ、て確かめたけど」

 私は先だっての結婚願望云々のときの話は恣意的に抹消した。順君もそれで何も言わなかった。

「したら江藤君は? うん、ちうて、そんだけ?」

「うん」順君は大将俺心臓焼いて下さい、あと軟骨、と追加する。

「変わってんなキミらは」

 大将はしゃがんで冷蔵庫を開けた。私のところからは庫内のオレンジ色の光が見える。

「でも大将、友達にそんながんがん、彼女がどうこうでさー、とか話します?」私は聞いた。

「まそらそんなごしゃごしゃ詳しいこと言うたりは俺もせえへんけどな、恥ずかしいし。けどちょっとはするやろ」

「順君それTシャツええやん、言うたらああ彼女がくれた、とか、昨日買物行った、一人で? いや、彼女と、とか、全部、あそう、ふーん、て、そんなことくらいで」

「それだけか?」

「うん、だからそれで、あ順君彼女続いてんねや、てわかる程度の」

「恋愛相談とかせえへんの。お互いに。マリちゃんは男紹介せえとか言わへんの」

「私は言いませんね」

「ないなあ。あ、昔マリがあれあれ、ほら誰やった、あの俳優によう似た人と付き合ってたていうのは聞いたな。映画見に行ったとき」

「ああ、それは言うた言うた。言うたことある」

 私が某俳優の名前を出すと、大将は、ああハイハイ、めっちゃ男前やん、と言った。ミオちゃんはよく知らなかったみたいで、エー、どんな人ですかあ、と順君にくねくねしていた。それはバッテラ王子千早さんのことだった。千早さん似のその俳優主演作を、九条のみなみ会館まで二人で見に行っての帰り道、声までよく似ていて、あまりにも生々しく千早さんのことを思い出したので、ぽろっと、私前にああいう顔の人と付き合ってたことあるわー、と言ったら、順君が、なんでそんな男前と別れた、と聞いたのだった。

「で、なんで別れたんて俺が聞いたら、なんやと思う大将。一緒に車で出掛けた時タイヤがパンクして、その人がJAF呼ぼうとしたのが気に入らんかって厭になった、て」

「なんやそれ、どういうことや。そこで一夜を明かしたかったんか」

「ちゃいますよそんな。パンクくらいでJAFとか軟弱過ぎませんか? だってそれくらい自分でスペアタイヤはめて走ればいいやん。山ん中やったし、JAF呼ぶより絶対早いと思て」

「でどないしたん」

「私が替えたった」

 ジャッキアップ上等、と私が拳を握ると、

「可愛いない女やなあ!」

 大将が、つくづく呆れたというような声を上げた。私もそう思う。でもウチ自転車屋やし、そういう、機械とか車輪とか触るのん私嫌いちゃうし。毎冬、琵琶湖の北の伯父ちゃんちまで行く時も、ウチの車は私がスタッドレスに替えてるし。

「でも軟弱やと思ってしまってんもん、あれだけは私なんかホンマあかんかってん。むしろあれやったら、実は浮気してましたとかそんなことの方がいっとき怒り狂ってわあわあ言うかもしれへんけど、まあそのあと百遍くらい謝らせて元サヤ、とかになったと思う」

「ほんならその彼氏にな、別れたい理由は言うたん?」と大将。

「そんなん言いませんよ。聞かれましたけど。言うたところでこっちがアレでしょ、キで始まるアレ」

「まあ、そやな。もし俺がその彼氏やったらわけわからんすぎてめっちゃ悩むか、何やねんそれてキレるかどっちかや」

「でそのあと、ほかにどういうのが軟弱かっちゅう話になって、焼きそば紅生姜よけは軟弱とか、本のカバーひっくり返して掛けて自分の読んでるもん隠すのは軟弱とか」

「ますます意味わからん。ほな最近彼女とどうなんとか聞かへんの」

「来週オークスどうなん、とかは聞かれるけどね」

「なんか私そういうこと聞くの苦手なんですよ。相手が自分から言うてきたらああそうなん、って聞くけど、こっちから敢えて尋ねたりできひんわ。どこまで踏み込んでいいかわからんてゆーか、聞かれたらいやな人もいるやろし」

「まあそれはそうですけど、でも仲良くなったらフツー聞きません?」とミオちゃん。

 フツーってなんなんよ。ほんとに何なんでしょう、ふつう。聞けることと聞けないことがあるんですよ。自分のカラダにもよくなかったり。動悸息切れにつながったりして。

 昔順君が「安藤忠雄」で話の腰を折ったのは明らかに聞いてくれるなというサインなのだと思った。好きな人の嫌がることを敢えてする? 爾後私は慎重にそれを避けた。話がそちら方面にゆきそうになったら手早く方向転換の舵を切ってきた。これでは埒があかないと自分でも思ったけれど、いかんともしがたかった。

「場合によるけど、仲良くなると余計聞きにくい気がする。相手のほうも、今まで聞かへんかったのに急にどうしたん、とかならへんかと思うし。じゃあもうそっちの言わへんことはこっちも聞かへん、て」

「そっかー。でも私すぐ聞きますよ。もう真っ先に聞きます」ミオちゃんは両手をグーにして胸の高さでぶんぶん上下に振った。

「そやな、キミはすぐやな。お客さんにもすぐ聞くな」大将が大きく頷いて意味なく太鼓判を押す。

 すると順君が「俺聞かれてへんで」と自分を指差した。

「それはぁ、今も言うてたんですけどぉ、江藤さんはマリさんと付き合ってると思ってたんです」

 ミオちゃんはまたくねっとした。私が小さい頃こういうくねくねするリカちゃん人形があったなあ。関節が曲がって、たしか自転車とかに乗せられるヤツ。ある日肘から下が外れて隻腕になって、お祖父ちゃんからは「丹下さん」て呼ばれてたけど。なんて思い出に浸っていたら、

「まあハタから見たらそやろ。よう言われる」と順君が言った。「だって今なんか彼女といるよりマリとおることの方が多いもん」

「えっ、そうなん?」

 大将と私は同時に叫んだ。で、ミオちゃんにうけた。

「一昨年からオーストラリア行ってんねん、あのひと」

「なんで?!」

 またもや大将と私の声とが重なり、ミオちゃんはげらげら笑った。

「私全然知らんかった」

「言うてへんかったもんな。そら。なんか語学留学とかゆうて、こんど九月に帰ってくるけど」

 お互いが学生だった頃は、順君の友達も交えて一緒に遊ぶことがあったから、自分が聞かなくてもその人たちと順君の会話からカオルの動向を知ることもあった。その度に私の頭はずきずき痛んだ。でも順君が就職してからは二人で会うことばかりになったし、順君が言わないことは私も聞かないしで、本当に知らなかった。順君も特段様子が変わるでもなかったので、気付きもせず。

「ほな今は? 電話したり?」と大将が聞いた。もうこの際色々聞いて。私の代わりにがんがん踏み込んで。

「いや、メールばっかり」

 心臓が焼けた。

「すごいなあ、遠距離は辛いやろ」

 でもそう言ったあとは大将はふーん、そうかそうかー、と頷くばかりで軟骨にかかっているので、質疑終了。終了か。致し方ない。自分で聞くしかない。

「でも順君の彼女てな、ガイジンの歌はわからんし、大体ガイジンがイヤとか言う人やったのに、なんでまた語学留学?」

「よう知ってんな。会うたことないのに」

 順君は心臓の串を片手に驚いた様子で言った。

「きっ、欣ちゃんが昔言うてた」どもった。

「ああ、欣ちゃんどないしてんのかな。もう近頃全然連絡してへんなあ」

 順君はやはり私の質問には答えなかった。追って軟骨が出てきて、順君がお皿をこちらに寄せ気味に置いて、食べえとすすめてくれた。私は味もわからない軟骨をごりごり噛んだ。

 そのときミオちゃんが私の最も聞きたかったことを切り出した。

「でも心配ちゃうんですか? そんなに離れててなんでずっと続くんですか?」

 しかし、順君の答えは、

「えー。わからん」

 という一言だった。わからん。昔も言うてた、わからん。そのときは私に聞かれるまでもなく自分から言っていた。「何で付き合うてんのか時々わからん」。あの時も私は、なんでかわからんもんほど強いもんはないと思ったけれど、今日こそそれを噛みしめた。「何でかわからん」とか「何となく」とか「行きがかり」とかが、実はこの世で最も強いのだ。理由が「無い」のではなくて、「わからない」。言語化できない、やわらかい空気のようなもの。

 それに他人に言いたくないだけで、本当はわかっているということだって考えられる。

 昔、欣ちゃんはカオルの方が順君に執心していると教えてくれたけど、本当は逆かもしれない。結局のところ、他人にはわからない。そんなふうに考えると、何かしら余計に順君の気持の深さのようなものが感じられてしまって、哀しくて吐きそうになった。ほんまにあかん、今日はこっちは完全に鬼門やったんや。ああこんなことなら城南宮さんも詣って方除けの年間予定組んどけばよかった。

「わからんって、ねー、マリさん」

 とミオちゃんに振られて、もの思いから引っ張り戻されたが、

「今考え込んではりましたよね!」ミオちゃんは鬼の首取ったかのように指摘した。「ヤキモチですかっ?」

 覚えとけよオマエ。「いや、オーストラリアって言えば、去年私が式の担当した中にヒドいのがいたなあ、て」

 私は、本当はオーストラリアではなくニュージーランドで式を挙げたカップルの話をさらっと聞かせて、適当に取り繕った。打ち合わせに二人揃うことは滅多になく、新郎新婦がかわりばんこに来てはお互いの悪口ばかりで、新郎は最後の方、ボク円形脱毛症になりました、とまで言っていたけど、予定通りクライストチャーチへ向けて出国したあの人たち。今どうしてはるんやろ。ていうかなんででそこまでして結婚したい?


 そのとき四人の客が立ち、ご馳走さんと声を掛けたので、ミオちゃんはレジへ、大将は皿を片付けに行った。

「冷麦食べよか思てたけど、私もそろそろ帰ろかな」

 今日はいい加減どころか予期せず不必要に疲れ切ってしまった。元気になりたかったはずなのに。

「なんで? 冷麦食わへんの?」順君は半ば非難の口吻だった。なんやねん、オマエのせいやないか阿呆。

「うーん、慣れへんカッコしたらなんか具合悪くなってきた。冷えたんかな」

 嘘でも自らそう言ってしまうと、昼間に喰らった御局からのお小言は意外とホンマかも、という気になってくるのが不思議だ。

「ほな俺が半分食うし、マリもう半分食えって」

 順君に言われて「19回目の神経衰弱」がぐわんぐわん流れる中、結局私も冷麦を食べ、二人で店を出た。今日のまるはさっぱりだった。店も私もさっぱりワヤですよ。


 地下街を歩いて駅へ向かう間、前を行くおねえさんの高い高いヒールを目で追いながら散々迷った挙句、私は順君に思い切って再び踏み込んでみた。

「順君てほんまに彼女とそんなに長いこと離れてて不安とか、寂しくないん?」

「うん、別に」順君はごくあっさり答えた。

「それって順君がひとりっ子やからなんかなあ」

 そう、順君はひとりっ子だった。そして私もひとりっ子だ。三人きょうだいの智なんかからだと、私は時々変に見えることがあったらしい。

「上手いこと言われへんけど、ふとした時に、ああマリはひとりっ子やねんなあって思うで」

 と言われたことがある。なんで、どこが、と聞くと、智はあー、んー、としばらく言いあぐねていたが、これ悪口とちゃうで、と前置きしてから、

「なんかねー、おうよう、ちゅうか、甘い、ちゅうか、楽観的っていうの? 最後はまあ上手いこといって、自分の希望が通るやろう、て思ってるとこない? 小さい頃からさあ、誰よりも大声出さな話聞いてもらえへんとか、いつのまにかワタシの分のお菓子なくなってる! とか、そんな目に遭うたことないやろ」

 と言った。


 順君は、えー、関係ないんちゃう、と首をひねると、あ俺明日ウチダさんに電話せな、と独りごちた。そのまま会話らしい会話も無く人込みを歩き、我々は阪神百貨店の前で別れ、私は結局JRまで天狗ヒールのおねえさんと同じになり、おねえさんが危なげない足運びで環状線の方へ行くのをなんとなく見届けて、電車に乗った。

 その頃雨は上がっていて、ぐっと額を近付けて車窓から空を見上げると、ところどころわずかに残った雲は錫色で、濃紺の海に浮かぶ小島のようだった。視線を下げると窓のガラスに映った自分がこっちを見ている。智はいいワンピースを選んでくれたな、と思って、もうどこにも寄らずに帰るだけなのだけれど、私は指先でささっと軽くグロスを塗り直した。家に着くと、庭の隅に生えている白の紫陽花が雨に濡れて光って、夜目にも綺麗だった。


 翌日火曜、私は御局に昨日の続きの嫌味を言われまくりながらウィダー飲み飲み仕事をやっつけ、定休日の水曜は例によって昼に起きてどこにも行かず、ひとり悶々とジェニファー・ロペスの『ウェディングプランナー』を見た。なんでメアリーはお医者を選んだのか、多少おバカさんでも幼馴染の方が絶対いいのに、なんて思いながらピーチジョンのカタログで無駄に可愛い下着を選び、どうしたらふたたび、バッテラ王子を仕留めたときのような奇蹟が起こるのかについて考えた。もちろん何もわからなかった。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る