タグから読ませてもらいました
いち読者という目線で読んだ時に書き方、設定、世界観などの私の中の基準をクリアしていたので好感が持てました(偉そうに言いましたがこういうウェブ小説サイトだと小説としての基本のキも出来ていない作品が非常に多い為です)
特に世界観がいいですね!ルネサンス時代風の異世界ハイファンタジーではあるものの決してテンプレートではなく作者のオリジナル要素とそれを上手く演出しようという気概が伺えました
世界観やキャラ付けを構築する力とそれを表現する力があるのが伺えます
戦闘描写が上手ですね
ただひとつ惜しい点があるとしたら1話内での戦闘以外の部分でのテンポがやや単調に思います
これは地の文がライトであるから、という理由が上げられます
文章量が少ないので読み手が読みやすいのがメリットの書き方ではありますが、様々なスタイルを使える上でライトな書き方にするのと、そうでないのとでは大違いです
地の文のクオリティを仕上げることが出来たらこの作品ももっと人気が出ると思いました
作品面白かったです ありがとうございました
作者からの返信
ありがとうございます。
何事かを残せていれば幸いです。
地の文は、試行錯誤していきます。抑えて書くよりも、ビシッと書いた後に削っていくくらいでいる方が向くかも知れませんね。
重ね重ね、ありがとうございました。
ここまでで既に映画一本観終わったような読了感。本当に素晴らしいです。
キャラクターデザインも構成も最高峰の完成度なだけに、地の文の薄さが少し目立っていたように感じます。スマートフォンでの閲覧を想定しているからかとは推察できますが、それ故にキャラクターが今何をしているのか誰が何を喋っているのか解らず、読み返す場面がありました。
戦闘描写から筆力の高さは充分感じましたので、ライトな文面を保ったままでも、もう少し必要な情報を織り交ぜることができるのかなと思います。
読めば読むほど、緻密に練られた設定や歴史的背景など努力というか熱意が伝わってくる素晴らしい作品だと感じました。
重複してしまいますが、キャラデザが本当に素晴らしい。王道のヒーローでもなく、残虐非道なダークヒーローでもなく、「ファンはあくまで旅芸人である」という斬新なヒーロー像がしっかりと伝わってきました。言葉にはなりませんが、こういうものが読みたかったんだと少し嫉妬しております。
ここ最近読んだ中で、ずば抜けて素晴らしかったです。どうもありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございます。
誰のセリフか分からないと言うのは、以前も指摘された事がありました。今後、考えてみます。
もう一つの長編のDESの方では、コメディリリーフの不在を指摘されていたので、それを意識してのファンの設定でしたので、そういっていただけて嬉しいです。
爵位の継承権の順位とか無しにいきなり平民になるんですか?
で、騎士叙勲とありますが、これが為されない場合は、屋敷に住むこともないわけですか? どうもこの辺りが、わかりません。
ビゼン家に跡目争いが無いというのは、何故ですか?
継承権が整理されてない場合、継承者が不慮の事故、あるいは戦乱で失われた場合、全部平民にしてしまうと、いざその時になったら同格の後継者が出てきますよね。
これは普通、跡目争いになるのでは?
これで争いはいやだと譲り合った場合、家は断絶になりますし。
戦乱自体はあったんですよね?
解説いただければ幸いです。
作者からの返信
ありがとうございます。
継承順位は定められており、またファンも二桁ながら継承順位を持っているのですが、身分制度上は爵位を持つ者以外は平民なのです。そういう意味では、1位も100位も同じなのです。世間では「貴族の子弟は貴族」というイメージがあると設定していますから、この辺はややこしくなりますが…。
また爵位を継承していない兄弟は部屋住みになります。成人しても部屋住みでは世間体が悪いため、成人すれば自身で身を立てていくのが常識ですが。騎士だけでなく、官僚や学者も設定していますが、書いていません。
ビゼン家に跡目争いがないのは、この順位に興味を持たない者ばかりだったからです。何が何でも自分が継がなければ気に食わないという者がおらず、それぞれ騎士や学者や官僚になったりして身を立てています。旅芸人になったファンは、それでも異常なのでしょうけれど。
RT企画に参加下さりありがとうございました!戸谷真子です。感想を書かせて頂くまでお時間を頂き申し訳ありませんでした。
①最初はフミを主人公だと思っており、途中でよい意味で裏切られました。先の戦争の爪痕を残す各地に回り、エルとファンはみなを笑顔にさせているのでしょうね。とても好感が持てました。
②「テーブル」「天井」などの用語が出てきたときに、おや?と思い、読み進めてゆくと剣のレアリティであったり「バフ」「デバフ」などの用語がありました。なるほどソシャゲに近い世界なのだなと、それをファンタジー世界と結びつけるまでに少々時間を要しました。序盤でフミが馬車に乗ったときなどに、例えば剣のレアリティの話を出しておくと、戦闘中説明的にならずによいかと思います。最後に、他の方も言われているように地の文がやや薄かったのも気になります。
ありがとうございました!
作者からの返信
ありがとうございます。
ファンとフミの関係を思いついた事が書く切っ掛けになり、完結させるモチベーションにも繋がっていましたので、そう感じていただけた事、嬉しいです。
地の文に関しては、為になります。少しずつ手を入れて、腕を上げていきたいです。