小説(もどき)を書いて思ったこと
をれを
小説を書くということ
小学生の頃の夢は「野球選手」「漫画家」そして「小説家」だった。
面白い話を読むのが好きだった。そしてそれ以上に、面白いことを考えるのが好きだった。
今やりたいことは違うけれども、書きたいことができた。適当に書き進めてみたら意外と順調にいったのだけど、ふと公開について考えてみたらすごく怖くなった。自分の考えを晒す。ネタに走れば面白くなかったらどうしよう、真面目に書いたら変だったらどうしようって考えて、何回も書くのをやめようかと思った。他人に見せる必要なんかない、と言い聞かせて、なんとか書き進めた。
終わりの見通しもついたころ、せっかく書いたしやっぱり公開しようかなと思った。怖かったから公開する前に友達に見せて感想を聞いた。チキン俺。
面白いって言ってくれた。画面越しにガッツポーズした。それくらい嬉しかった。俺もやればできるなってちょっと調子に乗った。
タイトルをつけていった。タイトル付けは作品にしてあげられる最後のこと、と聞いたことがある。これでいいか、と周りの人に聞こうと思った。少し考えて、やめた。このタイトルに自分を詰め込むんだと、そう思った。
投稿する前は心臓バックバクで、ミスチェックで読みながら結構面白いんじゃないかこれって思った。なんか洒落たこととか考えて時間指定で公開した。投稿してから一時間くらいは全然落ち着かなくてSNSを眺めた。
落ち着いてから見たらやっぱり世界一くだらない物語に思えた。
小説(もどき)を書いて思ったこと をれを @lala_sparkle
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