第3話 能力確認

「ここが王都おうとか。」

「すっごく大きいね!」

王都の入口に転移して貰った僕達は、

『ピロリーン』っていう音を聞いてビクッてしていた。

「今の音聞こえた?星宮」

「うっうん、聞こえたよ。」

僕は周りを見渡したが、何も変わったことなかったので、ウインドを確認すると、


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『メール』を受信しました。

開くには、心の中で『メール確認』と唱えてください。


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という通知が来ていた。

(メールの受信?どうゆう事なんだろう?)

「星宮、ウインドを確認してみて、メールが来ているみたいだよ。」

「あっほんとだ、よく気がついたね。めんどくさいから読み上げてよ。」

「ほんとにめんどくがり屋だなぁ星宮は、じゃあ、読み上げるよ。」

「『メールを見れてる?まぁ、見れてると思うけど、さて、本題に入ろうか。言い忘れたことがあったからね。1つ目、ウインドに関しては、貴方たちの2人しか持ってないし見えないからね。だから、このメールも、ほかの機能も貴方たちだけしか持っていないし、知らないよ。あと、このメール機能なら、貴方たちが遠くにいてもやり取りできるからね。2つ目、このメールを見ているのなら、自動的に貴方たちに魔法鞄マジックバックが支給されると思うけど、この魔法鞄は、特殊のやつで、カバンに入っている物なら、鞄に1度触れると中に入っているものが、ウインドとなって表示されて、もう1回触れるとウインドが閉じるようになっているよ。そして、表示されているものを触ると手持ちに入るよ。あと、無限に入るようになっていて、それと貴方たちだけしか中身が取れない様になっているよ。これは、性能が違うけど、似たようなやつが沢山あるから見られても大丈夫よ。それと、王都に入るには、ギルドカードが要るよ。けど持ってなかったら1万 ルークスいるから、魔法鞄に6万ルークス入れて置いたわ。お金に関しては、日本と同じ数え方だけど、おさつがなくて、全てコインだから気おつけてね。以上!神様より 』だそうだよ。」

「ほんとだ!腰に鞄がついてるよ星菓!」

「凄い!使ってみよう!」

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魔法鞄マジックバックの中身

1万ルークスコイン:6枚


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「えい!…ほんとだ!1万ルークスコインが手に入った!」

「お金は、日本と同じなんだ、なら分かりやすいね。じゃあ、王都に行こうよ!星菓」

「ちょっと待って、能力確認したいから!」

「そうなの?やって見せてよ!」

「分かった!」

「じゃあ、『無限創作』で、狐のお面を作成!」

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『狐のお面』を作成しました

自動的に装備します


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「星菓、凄いよ!お面が頭にある!」

「ほんと?」

触ってみると、ほんとにお面があった。すると、

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面装着の能力が発動します

狐のお面装着時

(自分の姿を変えることが出来る)

(攻撃力+300% 防御力+500%)


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「えっ?」

「どうしたの?星菓」

僕は、自分のウインドに目が釘付けになった!そして、

「星宮…これ、チートだよ。だって、狐のお面装着時、『攻撃力+300%防御力+500%で自分の姿を変えることが出来る』っていう能力が付いてるんだもん。」

僕のこの言葉で、星宮は完璧に固まった。

「だっ大丈夫?」

「……じゃない」

「えっなんて言ったの?」

「そんなの…じゃない」

「ごめん、もうちょっと大きな声で言ってくれないかな?」

「そんなのチートじゃない!それと何?『自分の姿を変えることが出来る』?それって、女にでもなれるでしょ?ましてや、私の姿だって!」

星宮の怒りが、爆発したのを肌で感じとれた、そして

「なら、私の姿になってよ。」

「えっ?」

それは、予想の斜め上を行く言葉だった。

「いいから、早く!」

「わっ分かったから、ちょっと落ち着いて!」

慌てて僕は、姿を星宮に変えてみた。

姿が変わっても、服装は変わらなかった。

「ほうほう、他の人からじゃこういうふうに見えてるのね。あっそうそう、どんな感じ?女の子になってみて」

「自分のサイズか、大きすぎてズボンとかが脱げる!あと、体が軽いかな?もう、戻っていいよね?」

「ダメ!まだダメ!」

「えっ?」

この時僕は、とても嫌な予感がした、そう、それは、とても不吉なことが起こるようなそんな感じだったのだ。だから直ぐに、

「あのー、星宮?戻っていい?」

「ダメ、ちゃんと私と同じかどうか、調べる必要があるの!頭の先から、かかとまで!」

その時、僕はきずいた、星宮って少しレズっ子じゃなかったっけ?……これはやばい!

そう思ったが、時すでに遅し、星宮は、僕(星宮)の胸と自分の胸を触っていた、

「えっと、星宮さん?ちょっと辞めていただけると助かるんですが?」

「なっ!」

そう言った瞬間、星宮は手を離しこう言った。

「同じ感触!……あっ元に戻っていいよ。

そっそうだ!王都に行かなきゃ!早く行こうよ!」

「そっそうだね!」

僕が言い終わるよりも早く、星宮は王都に向かって走り出していた。

僕は、直ぐ自分の姿に戻って

「待ってよ、星宮ー。」

そう言いながら、後を追って行った。


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こんにちは、作者です!

今回の話は、ちょっと多くなっており、性表現も少しありました。

(多分、今後は1話に1回のペースで入るかもしれません)

待ってくれている人がいないかもしれませんが、待っている人は、ありがとうございますm(_ _)m

失踪みたいなことをしてしまってごめんなさい!

今後気おつけたいです。

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スキルと能力で異世界生活 創水聖菓 @suiseisyoukougun

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