ゆうこさん
小川貴央
第1話 初恋のゆうこさん
ゆうこさん、ゆうこさん・・・
何度この名前を呼んだことだろう
いや何百回、それ以上に・・・
君はどこに居るの?
どんな暮らしをしているの?
たぶん結婚して子供も居るんだろ?
君は今も昔のままだろう?
何も変わってないよな?
肩になびく栗毛色の軽くウェーブの
かかった柔らかな髪と二重瞼で
少しだけブラウンがかった優しい
眼差しのアーモンドアイ、
口角が少し上がってて、いつも
微笑んでいた上品な顔立ち・・・
忘れもしない初恋の裕子さん
忘れられないんだよ
今でもずっと想い続けている
歳を重ねるごとに段々と
君を想う気持ちが募るばかり
どうしてだろう?
何故なんだろう?
こうして呟いていると、いつか君の
目に留まってくれるかもしれない
そんな叶わぬ淡い夢と期待を込めて
だけどやっぱりそんなことは決して
有り得ないだろうな~
ゆうこさん、大好きだよ・・・
ゆうこさん、君は僕の初恋の人
ゆうこさん、大好きだよーーー!!
ゆうこさん 小川貴央 @nmikky
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ゆうこさんの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます