帰結
物事には何でも始まりがあれば終わりがあるもので、人の行く道もその例に漏れないと思います。
豆の種を植えれば芽が生えてきて実がなってそれを食べるわけです。
その時の選択が今の結果になっています。
小さな種からできる実の量は知れていますので、収穫量もわかります。
肥料もやって農薬もかけて、毎日手入れをすれば限界までその量はふえるでしょうけれど、限界突破することはありません。
それ以上の収穫がほしければ、まく種を増やすしかありません。
お試しとばかりに数粒を植えるよりも広い土地も必要になるし、多く作ればそれだけ病気も出やすくなったり、虫も寄ってきたり大変なことになります。
夕食の一品を作るためにそれだけ苦労するなら、買ったほうが幾分か楽です。
それでも最近はテレビでもよく家庭菜園とかやってますし、そういうのは流行ってるんでしょうね。自分で作ったものは何にしてもおいしく感じるものです。
それは人生を彩るよいスパイスになるのでしょうけれど、金銭や時間のような観点から言えば非効率だし無駄が多いです。
それこそ大量に作って青果市場にでも持っていけばよい収入になるとおもいますが、それが目的ではないのです。
二回、三回と続ければなれてはうまくなったりするかもしれないし、失敗もするかもしれません。
失敗も楽しめるようになりたいと思いますが、なかなか難しいことですね。
カクヨム生活三ヶ月からの 小万坂 前志 @kamattisan
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