第28話:英検1級と都立国立高校受験へ

 続いて11月4日の2次試験、パブリックスピーキングのために、試験会場

へ行ったが、幸子が、いつもよりも緊張してる感じがして、落ち着けと言ったが

、うわのそらと言った感じで、緊張感を漂わせて、試験会場に入っていった。


 出てくるなり、失敗したと言い、緊張して、制限時間2分で、マトメ切れず

中途半端な話になり、質問に対しても、ちぐはぐな答えにで終えてしまったと、

悔しがた。数日後、不合格の通知が届いたが、幸子は点数を見て、残念がった。

 もう少しで合格という点数で悔やまれてならなかった。しかし、1年間は、

1次試験の合格が有効であり、次回は、2次試験、パブリックスピーキングの

試験を受けて通れば良いと言われて安心した。第3回は、12月1日に2次試験

の申込書が送られてきて、応募して、1991年2月24日と決まった。


 そうして、12月に入り、1990年12月24日、恒例の義理の父の

クリスマスパーティに呼ばれ、今年の出来事の時に、幸子が、英語検定2級合格と

、1級1時試験合格の話をしたが、少し、暗い顔で、2次試験に不合格だった事

も話した。2次試験は来年1991年2月24日と決まったと話した。絶対合格

する様に、ラジカセを使って、模擬試験を繰り返してやり始めたと言った。


 続いて、良男が、今年の10月の試合で、初めて、ハットトリックを決めて

、三鷹サッカーチームの勝利に貢献した事だと言った。初詣でに行った時に、

幸子の英語検定1級合格と、良男のサッカーでの得点王をお願いして、

家内安全、健康祈願をして帰って来た。その後、英検1級のパブリック・

スピーキングについて、いろんなテーマを決め、2分にまとめるの練習を

何回もしていた。やがて、1991年2月24日試験当日を迎え、父と試験会場

に出かけ、リラックス様に心がけ、笑顔で話して、質疑応答も笑顔で答え、

好印象を与えるようにした。その結果、2分のパブリックスピーキングも質問

しやすい話が出来て、思ったような質問が出て、的確に答えられて、笑顔で試験

を終了できて、会場を出て、父にどうだったと聞かれ、パーフェクトと答えた。

 数日後、合格通知が届き、中学在学中に、英語検定1級を取得できた。


 その後も、友人のブリジッド、アメリカンスクールのメアリーとスージー

の3人と、月に1回は、橫浜や立川、三鷹で会って、ファミリーレストランで

、お茶しながら3時間ほど、近況報告や、学校での話し、恋愛の話しなどを

心ゆくまで、英語で話をし、英語の磨き続けた。4月に、三鷹中学3年生になり

、受験する高校を夏までに、決めねばならない。成績は、クラスでトップ、

学年3位であり、国立高校、立川高校のどちらにするか考えていたが、中学の

先生からは、英語の実力を生かして、最終的には、東京外国語大学をめざせと

言われた。その後、いろいろ考えた末、国立高校の方が、家から近いので、

そこを受けることにした。

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