第27話:英検1級合格とサッカー選手への夢

 やがて、12月を迎えて、今年も義理の父の家でクリスマスパーティーを

開いてもらい、今年の出来事で、幸子の実用英語検定3級合格の話が出て、

英語は大好きで、小さな時から、おじいさまに英語の教材を買ってもらい、

数年前にラジオカセットまで買ってもらい、英語の勉強に活用出来たお陰ですと

、お礼を言った。中学生のうちに、実用英語検定1級合格をめざして頑張り

ますと、宣言した。


 次に、長男の良男が、今年、9月から、三鷹ジュニアサッカークラブに

入って、ミッドフィルダーとして、メンバーには入れ、その後、おじいさんに

、ユニフォームとサッカーシューズを買ってもらいありがとうございますと

言い、三鷹ジュニアサッカークラブの得点王をめざすと、みんなに宣言した。


 その後、鳥の丸焼きや、ピザ、ケーキをいただいて、帰って来た。やがて、

1989年が終わり、1990年を迎えた。幸子は、昨年英語検定3級を取って

から、2級をめざすために、ラジカセを使って、もっと多くの単語、熟語長文

を覚えていた。1990年3月に、2級の受験申込書を手に入れて、提出して

、1次試験6月3日、2次試験が7月1日と決まり、受験票が届き、父と、

試験会場に行って、いつも通り、やれば、受かるからといわれて、試験を

終えて、家に帰り、数日後、1次試験の合格票が届いた。


 続いて7月1日の日曜日も父についていてもらい、落ち着いて行けと、

指示されて、肩の力を抜いて、試験会場に入っていった。しばらくして、

終了し、出て来た時、最善をつくしたので、多分、いけると言った。帰り道

、喫茶店に入り、今後の話を聞くと、中学3年生で、1級と取るためのハードル

は、3級から2級への、2倍以上の高さと考えなければならず、大変だと

言い、今年の秋の1級の試験に挑戦したいと言うので了解した。数日後、

2次試験の合格通知が届き、英語検定2級の免状が送られてきた。


 そうして、梅雨が来て、あけて、熱くなり、今年もサマーランドに行くと、

淑子と幸子が2人で行動して、犬山重臣と良男が2人で行動するので、良男の

後を、追いかける、犬山重臣は、今年も、クタクタになって、自宅に帰ってきて

、早めに床につくはめになった。淑子と幸子は、プールで見たハンサムボーイ

の話で、夜遅くまで盛り上がった。8月になり、英語検定1級の受験申込書

をもらい、書いて提出して、受験票が届き、10月7日が1次試験・ペーパー

テスト受験日、11月4日が2次試験と決まり、10月7日いつも通り、

父と幸子が一緒に受験会場に出かけた。今回は、難易度高いせいか、

父がラジカセを持って、幸子が、単語帳を持って、受験会場に入った。



 その後、会場に入り、前より、緊張して感じだった。しばらくして、会場から

出て来た、幸子に、どうだったかと聞くと、難しい問題が多く、見直す時間が、

あまりなかったと言い、合否のぎりぎりじゃないかと言った。数日後、1次試験

の合格通知が届いたが、想像したとおり、合格点すれすれの合格だった。

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