第7話 転生したら・・・

転生したらオカンだった。


17歳のオレ、母子家庭、貧乏。

オカン41歳、疲れたババァだ。

うちのババァはダチのオカンよりずっと若い筈なのに誰より老けて見えやがる。

どう見ても50過ぎだ。

貧乏過ぎて最底辺高校しか行けねえし先はもう見えてる。人生詰んだ、やってなんね!


ある日学校サボって道歩いてると酔っ払いトラックがツッコんできて・・・・

 

オレはちゃぶ台に突っ伏して眠ってた。

夢か?

ん?むね?乳?

乳〜!?これが乳?


・・・・ない!ない!!


部屋を見回してみる。

部屋が綺麗だ。なんてーか新しい。

そして鏡に写ったのはちょっと疲れた美人のお姉さん。

どストライクだ!

憧れだった従兄弟のお姉さんにちょっと似てるかも。

「ママ、ママ〜〜」

声が聞こえる。生意気そうな3歳くらいのガキがやって来た。

何なんだこの状況?

ふとカレンダーが目に入る。

平成15年?

15年前?

俺の部屋?

若い女の人・・母ちゃん?

クソガキ・・俺?

何だこの状況?


物語はここから始まる。






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小説のたまご ノーバディ @bamboo_4

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