ロリコンという性癖が一般化、記号化してある種のデザインパターンとなった昨今、既存の作品やキャラクター個人への愛着を自らが持つ属性全体への執着と誤認して自身をロリコンたると思い込んだ人々が、その粗鬆なる骨子を以て表層的で浅薄なロリコン作品を再生産するような事例も多い中、本作の作者はまじでやべえロリコンであり、故に本作は極めて見事なロリハーラブコメとなっています。(早口)
ヒロインがロリであるから魅力的なのではなく、魅力的な個性を持たせるには、ロリであるのが自然であった。
ロリコンの方にも、ロリコンでない方にも読んでほしい小説です。