“学校でしてしまうには少し勇気のいること”“セーラー服を正しく着ていれば見えない所”などなど、詩的で美しい表現がたくさん出てきます。臨場感があり、読んでいて思わず作品の中に入り込んでしまいました。
石鹸という、一見清楚で質素な清潔さの象徴を百合の香りで祝福しつつ虐待している。百合の温室という舞台装置自体が本作を本作たらしめている。思春期の女子特有のエロスを味わえる佳編。