1年に1度集まって、あの日苦しんだ全てのひとに祈りをささげる
「助けてもらわれへんかった」とは思ってなくても
「もっと生きたかった」とみんな思っていたでしょうね
その場にいた人のリアルというものがひしひしと伝わってきて、胸を掴まれたような気持ちでした。
震災と復興の、綺麗ごとでは語られない部分を切々と描かれている部分に迫力を感じました。
時は流れて、新たな世代が生まれてくる、そのことを希望に感じられるラストだと思いました。
最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!
感想を書くのが難しいです。でも、何か、言わずにはいられないお話でした。
ありがとうございます。読んで良かったです。
鮮魚店のおぢさん様、『それでもこの冷えた手が……平成7年1月17日5時46分52秒』を拝読させて頂きました。
忘れもしません。阪神淡路大震災。
私自身加古川市にいて被災いたしましたが、幸い加古川市は震度5程度で済み、人的被害はありませんでした。
私の職場が大阪だった為、その後の通勤で大変な想いをしたことを思い出します。
交通網が寸断され瓦礫だらけとなった神戸の街中を、電車、バス、歩きを織り混ぜながら通勤したものです。
そんな中、自衛隊の方達が活躍されていることをテレビ等で知りました。が、実際には具体的なことは何も知らないまま、知ったつもりになっていたのです。
この作品は、自身の無知とその具体的なことを私達に教えてくれました。