★★★ Excellent!!! 泣き系もいけるのか! 現代の星新一として早くデビューを‼ ますだじゅん ブラックユーモアや不条理系作品が多いようですが、こういうズキッと泣けるのもいける! これだけ安定したものを700本も書けるってすごくないですか。 まえにも言いましたが、この人がアマチュアなのは世界の損失。 星新一の再来、いや、超えるものとして、早くその名をとどろかせてほしい。 レビューいいね! 0 2019年3月2日 09:56
★★ Very Good!! これは進化か、それとも退化か 鯰屋 おそらくは、そう遠くない未来のお話。 急激なスマホの普及により、人は声を発することをしなくなった。外見や性別への差別がないように、人々はすりガラスを身に着けて己の顔を隠し、発言がログに残ることを恐れて自由な発言すら憚られる世界⋯⋯ そんなある日、主人公はすりガラスを身に着けず、端末を使用せずに喋る謎の女性と出会い、当たり前であった社会の違和感に気付いていく。 僕達の祖先のしっぽが無くなったのは退化なのか、あるいは進化なのか。『声』を失ったことは果たしてどちらなのか⋯⋯ 無変化であること、それもまた一つの進化なのかもしれない──そんなことを考えさせられるお話でした。 ご一読あれ、後悔はさせない。 レビューいいね! 0 2019年2月19日 22:32