会――①

暗闇の中、ペタペタと裸足でアスファルトを叩く音が響き渡る。


「はっ、はっ、はぁっ……けほっ!」


 女は真っ暗なコンクリートビル群の中を走っていた。

 緩やかなウェーブがかかった長い髪を振りながら、素足になってアスファルトを蹴っている。真夏の湿った気温のせいで汗が噴き出る。


 そして表情は――ただ、必死。


「はぁっ、はぁっ、はぁっ……嫌だ、死にたく、ない……っ!」


 その女を追いかけるように、背後から一人の男が迫っていた。

 金髪のソフトモヒカンにダメージジーンズと黒のタンクトップにアロハシャツ、左右の耳にピアスという、いかにもなチンピラ風の恰好をしている。

 男も息を切らしながら、鋭い目で女の背中をにらみつけ、汗だくになって追いかけていた。

 女と男の体力差は明白であり、その距離は道の角を曲がるたび徐々に狭まってきて、ついに男の手が届くという距離まで迫った。


「いや、ヤダ、ヤダだってば……」


 男は鬼気迫る表情で女の肩をつかむと、荒い息で何かを叫んだ。


「おまえが、おまえが残れっ!」


 男は女の肩をつかみ、ひっぱり、加速してそのまま女の横を通り過ぎる。

 そして女を置き去りにして、先に先にへと走り進んでいく。


「いやだ、やだ、待って……置いてっ、行かないでっ!」


 女の悲痛な声を聞き流し、男は人目の付かないビルの隙間を抜けて路地裏へと入っていく。

 ゴミ袋がいくつも並ぶような薄汚い路地裏を奥まで進むと、今度は並んでいるエアコンの室外機を蹴り、壁の突起に手をかけ、人並み外れた身体能力で軽々と壁を蹴って三階建てのビルの壁を登っていく。

 男の後を追いかけて来た女は、上に登っていく男を見上げ、叫んだ。


「行かないでっ……! ムリっ、わたし、そんなことできないっ!」


 ビルの屋上まで登った男は、女を一瞥すると、そのまま走り去っていった。残された女は両膝に手を置いて大きく深呼吸を繰り返し、両目から大粒の涙を流して苦悶の声を漏らした。


「そんな、そんなっ、捨てていくなんて、聞いてない……!」

「――対象を追い詰めました」


 背後から冷たい声が聞こえた。

 小さな悲鳴を上げて背後を振り返り見る。路地裏の出口を封鎖するように立つのは、チェック柄のスカートと、淡い水色シャツの制服を身にまとう、一人の女子高生だった。軽く肩で呼吸している様子から、逃げる女と男を追跡していたのはこの少女であることがわかった。


「くぅ……っ!」


 女は女子高生と向かい合うと、決意したような表情でにらみつける。


「殺されるのは、ごめんよっ!」


 自身の両手のひらを胸元で向い合せる。すると、その隙間の空間がぐにゃりと変形・屈折し、ソフトボール大の丸い歪みを作っていく。


「撃ち砕けっ、『散小鳥チリコガラス』っ!」


 不思議な呪文を叫び、女は両手を女子高生へと突き出した。

 瞬間、女の手の中にあった丸い空気の歪みが、弾丸のごとき高速で発射される。高圧縮空気の弾丸が、女子高生が立っていた場所へと目視しがたい速さで迫る。


 だが、その女子高生の動きは常人にはありえないほど素早く、機敏であった。


「遅い」


 吐き捨てると、空気の弾丸が発射されるより早く路地の壁へとジャンプし、三角飛びで空気の弾丸をかわす。同時に女に飛び掛かり、その手の中に白い冷気を作り出しながら女の両手を掴んだ。

 圧縮空気の弾丸は地面に当たり、アスファルトに溜まる砂を散らした。


「凍りなさい」


 女子高生は鋭く、冷たく唱える。


氷渦・縛身術ヒョウカ・バクシンジュツ

「ひぁっ――」


 女は悲鳴を上げる間もなく、一瞬のうちに事は終わった。

 掴まれた両腕から女の体は凍り付き、三秒も経たないうちに全身に渡り、髪の毛一本も動かすことができなくなってしまった。

 女子高生は掴んでいた両手を話すと、耳に着けていたイヤホン型通信機に指先を当て、報告する。


「盗術者を一名捕縛。もう一名は……取り逃がしました」

「わかっている。こちらも今追い付いた」


 声が聞こえたのは端末からではなく、少女の背後からだった。ひゅるりと旋風を巻き起こしながら空から降りてきたのは一人の男だ。


「ごめんなさい、陸人りくひと兄さん……」


 表情を沈ませて頭を下げる女子高生。癖のあるショートカットヘアーに、三白眼と赤フチの眼鏡。

 この少女こそ、成長したあの幼い少女、音古鐘ねこがね御依里みよりの現在の姿。十七歳である。

 男は自分に向けて下げられた頭にポンと手を乗せ「指示の遅れた自分が悪い」と御依里をかばった。

 緩やかな短いクセ毛と、こめかみまで刈りあげたツーブロックの銀フチ眼鏡。ジーンズに黒い半袖のシャツ。この男こそ、幼いころ御依里を迎えに来た青年、曽良根そらね陸人りくひとである。年齢は三十を迎えようとしている。 


「今から追いかけますか?」

「そうだな……」


 悩むかのように、眉をひそめ、額を片手で叩いてうつむくような仕草を取る……が、すぐに顔を上げて答えた。


「いや、いい。相手はこちらの人数以外、なにも情報を得られなかったはずだ。中位の術者を一人か二人、逃がしたところで任務に支障はない」

「わかりました」

「御依里は先に基地へ戻って疾凍さんに報告を頼む。俺はこの女の処理をしておく」


 御依里はうなずき、自分の周囲に小さな旋風を起こすとふわりと浮かび上がり、夜の空へと昇っていった。

 路地裏に残された陸人は動かなくなった女の前に片手の指先を向け、凍り付いたその姿を観察した。


「御依里がやったから当然だが、ちゃんと生きているな」


 やや誇らしげな笑みを浮かべて、その指先を女の胸元に当てる。すると今度は逆に、凍り付いた身体が徐々に融解し、上半身だけが完全に解放され、女はぐったりとした様子で陸人の腕の中に落ちた。


「起きろ、『泡鳴りアワナリ』」


 唱えると、女の全身からバチンと紫色の火花が散った。

 電気のショックで女の体がガクンと大きく揺れ動き、目を見開いて大きく呼吸を繰り返す。そしてすぐ、凍り付いて動かせない下半身の激痛に、小さく悲鳴を上げた。

 女は苦痛に悶えながら陸人の顔を見上げ、顔を真っ青に染めた。


「わ、私はただ、陽動のためにこの町へ来るよう金髪に言われただけなの。お願い、見逃して……」


 陸人は女の首に手をかけ、強く握りしめながら威圧する。


「金髪の男とお前が接触したのは、俺たち三人だけか?」

「あなたたちの詳しいことは何も知らないわ! 本当よ!」

「そうか――」


《シュボァッ》


「あ、ひぃっ――」


 陸人がそう返事した直後、女の頭は一瞬で高温の炎に包まれて、叫ぶ間もなく真っ黒な炭へと変わった。

 陸人の左手から送られる脈術は女の全身に渡り、一瞬で全身が沸騰して炎に焼かれてゆく。さらに陸人が左手を向けたまま一歩二歩と後ろに下がると、炎は拡大し、輝く光のドームへと変化し、さらにいっそう高い温度で女の体を焼却。真っ白な灰へと変えてしまった。

 崩れてバラバラになった女を見下ろす陸人の黒い瞳には、冷たく青い光が灯っているように見えた。

 ボロボロになった遺灰へと指先を向けると空気が巻き上がり、陸人の手のひらへと集まる。

 そのタイミングで、耳に着けていた通信機から指示が入った。


「――わかりました。帰還します」


 小さな旋風を起こし身体が浮き上がると、陸人は暗闇の中へと姿を溶け込ませながら消えていった。


********** 

 

 町の中心から少し離れた、すっかりさびれたシャッター街の一画、そこにあるシャッターの降りた小さな古書店に御依里はいた。

 外に掛かる古ぼけた看板に描かれた店名は、カタカナで『ジーニアス』。店の中にはそれこそ古今東西の本が無数に並び、独特のにおいを作り出している。

 中には御依里のほか、一人の女性と、手を左右に大きく広げた妙なポーズをした男性がいた。


 ――いや、よく見れば男性の方は、案山子人形だ。


 綿とそれを包み込む古い布、そして支える木の棒で作られたものがカウンターの席に座っており、胸の名札に『店長』と書かれている。非常に雑な造りで、顔の造形などは色違いの布で切り貼りされた目や口が適当に並んでいるだけだ。

 すると、その人形から人の声が聞こえた。質の悪いスピーカーから聞こえる、プツプツという雑音交じりの音声だ。


〈報告は聞いているよ音古鐘くん。一人取り逃がしたそうだね。……おっと、責めているわけじゃないから安心したまえ。霧澄むずみくん、追加の報告を〉

「はい。まだ侵入したと思われる三人目の足取りはまったく取れていません。やはり、上位術者以上の実力者か、潜入に特化した能力持ちかと思われます」


 落ち着いた雰囲気で話す女性の名は霧澄むずみ結雨ゆう。茶髪のラフカールロングが似合う、緩やかな垂れ目が大人の女性の空気を漂わせる人物である。身に着けている薄緑の花柄のワンピースと白いレースのジャケットがスレンダーな体型によく似合っている。


「上位以上の術者……ずいぶん長く現れなかったように思いますけど」


 御依里のつぶやきにも店長人形は丁寧に言葉を返す。


〈ここ最近は外部からの侵入者も増加傾向だね。いったい誰が情報を流しているのかわからないが、人数の少ないこの支部で対応するのも限度がある。すでに追加の人員を要請しているが、早くても二、三日後になりそうだね〉

「言いたくはないですが、疾凍はやてさんが表に出てきてくれないから、私たちの負担が大きくなるのですが……」

〈ハハハハハ。ハハハハハ〉


 結雨の責めるような言葉に、乾いた笑い声でごまかす疾凍はやてという名の店長人形。御依里はその無責任な笑い声を聞いて、小さくため息を吐いた。


「戻りました」


 古書店の裏口の扉から入ってきたのは陸人だ。その手には黒く頑丈な袋が握りしめられており、中に不定形の何かが入っているらしいことを思わせる。

 その袋を二人と店長人形に見えるように掲げ、陸人は報告を続ける。


「報告したとおり、この女からは特に重要な情報は得られないと判断し、処分しました」


 陸人は店長人形の座るカウンターの後ろにある大きな黒い箱を開き、袋を投げ入れる。その袋は今投げた一つだけでなく、十を超える数は同じものが入っていた。慣れた手つきで袋の並びを整頓すると、箱のフタを締めた。


「逃がしたもう一人、金髪の男も、実力から言って重要な役割や情報を持っているとは考えにくいです。最近入り込んでくる盗術者と同じ陽動が目的かと。いまだ接触できていない最後の一人がすべてを握っている可能性が高いでしょう」

「捕らえてみせます。必ず」


 陸人の言葉に、決意するように真剣な表情で答える御依里。陸人は小さく笑みを浮かべ、御依里の頭にポンと手を置いて撫でた。御依里は目を閉じ、陸人の手の動きに合わせて頭を左右に小さく動かし、鼻をふんふんと小さく鳴らしている。


「こぉら陸人、あんたはすぐそうやって御依里を甘やかす~っ」

「うるさいな、勝手だろ」

「過剰なスキンシップも甘やかすうちに入るのよっ」


 そう言いつつ、結雨も御依里の頭に手を伸ばして撫ではじめ、ただでさえ癖のある御依里の髪の毛はくしゃくしゃになっていく。御依里も御依里で、気持ちよさそうに鼻をフンフン鳴らして成すがままに撫でられていた。


「何度も言ってるでしょ、女の子の髪は男が気軽に触れていいものじゃないのっ」

「御依里は娘みたいなもんだ。お前がそう言っただろ」

「それなら違う言い方をすれば、過保護っていうのよ。御依里も年頃の女の子なのよ。気を使いなさい」


 髪の毛がすっかりモサモサにされてしまったころ、御依里はハッと目を見開いて素早く背を丸め、陸人の手から離れた。結雨は御依里を抱きしめ頭をなで続ける。


「え、ちょっと待て、何で結雨はいいんだよ」

「えっと、兄さんは、もう、ダメです」

「そうよそうよっ、女同士の友情に口を挟まないでっ! 男には足の踏み場もないわ!」


 御依里は手櫛で乱れた髪の毛を整えていく。しかし、その表情に迷惑や嫌な感情はいっさい現れていない。なお、一度乱された髪は、御依里のクセ毛を強調してすぐには整わない。


〈……そろそろいいかな? とりあえず解散としよう。霧澄くんは引き続き未確認の三人目の捜索を頼みたい。――あとそうだ、音古鐘くんは残りたまえ、話がある〉

「え? は、はい、わかりました」


 疾凍の言葉もあり、陸人と結雨の二人は御依里を残して古書店の裏口から出て行った。ひとり残された御依里は、無言のままピクリとも動かない店長人形の前に立ったまま、じっと待っていた。


〈――さて、音古鐘くん。君にとって二人はどういう存在かな〉


 妙な質問で切り出すな、と思いつつ御依里は首を傾げながら考える。


「と、言いうのは?」

〈遠回しに表現するのは苦手でね……はっきりと言うのならば、現在二人のどちらかが、私たちを裏切っている可能性が高いと考えている〉

「えっ!?」


 思いもしなかった言葉に、御依里の息が詰まる。同時に、鼓動が一気に跳ね上がるのを感じた。


〈君自身に自覚はあるかわからないが、君は非常に特別な存在でね……もちろん悪い方でね〉

「それは……」

〈私たちが属する『術界じゅつかい』は本来、非常にシビアな世界だ。疑わしければ同胞殺しなど当然と言ったね。しかし曽良根くん一人の下で術者として育てられた君は、他の術界の実情や都合などは知らない。自分で殺めた盗術者の数もゼロ……霧澄くんが言っていたように、過保護に育てられて甘やかされていると言うところかな。戦闘術者としては大問題だ〉

「それは……」


 御依里自身、その自覚はあった。

 しかし、それもすべて、保護者であり教育係でもある陸人の言う通りにこれまで生きていた結果であるとも思っていた。いつか陸人から命令されるまで、自分が人を殺める出番などというものは回ってこないと思っていた。


「そうかも……しれません」


 そこに自立の意志は無い、と疾凍に指摘されたのだ。


〈私は君たちの上官ではあるが、知っての通り部下の教育方針に口をだすほど意識が高いわけじゃあない。曽良根くんの意志を尊重してこれまで任せてきたが……〉


 一呼吸おいて、問い詰めるように言葉を刺す。


〈裏切者が曽良根くんの場合、君はどうする? 殺せるのか? はたまた共に裏切るのか?〉

「それはっ、そんな……」


 御依里は喉が急速に乾いていくのを感じた。

 激しい鼓動が耳の奥から聞こえる。

 そんなこと、いままで考えたことも無かった。そんなことが起こりえるはずもなく、ずっと一緒にいるものだと考えていた。

 だから、御依里から出てくるはずの言葉は一つ。


「兄さんも、私も、裏切るだなんて、あり得ません」

〈だとしたら答えは早い。君にはこれから霧澄くんの監視をしてもらう。仮に霧澄くんに怪しい動きが無かった場合、答えは一つしか残らないだろうけれどね〉

「そんな強引なっ! 結雨さんだってきっと……きっと」


 機械のような冷徹で淡々とした言葉。疾凍からそんなものをかけられたことはこれまで一度もなかった。優しい言葉を掛けられた記憶すらほとんど無いが。

 しかし頭の片隅で、これは自分に与えられた試練なのだと、必要な教育を施されているだけなのだということは理解できた。場合によっては、裏切りそのものが疾凍の作り言葉で、ただ自覚をもっていつも事に当たれと言われているだけとも取れる。

 しかし

 しかし……


「わかり、まし、た」


 深い理由を伴わない感情論のほか、疾凍に返す言葉は思いつかなかった。

 そのすべてを飲み込み、御依里は合意した。


〈君は聡明で助かる〉


 モヤモヤとする心の中、嫌味にも取れた。


「――その前に」


 瞬間、御依里の目に宿る光が強さを増した。


「疾凍さんがあの二人が裏切っていると考える理由を、教えてください」

〈ほう、それはどういう?〉


 御依里は左右の手を強く握りしめ、確かな覚悟で言葉を続ける。


「さきほど言ったように、陸人兄さんも、私も、裏切るようなことはしません。それはきっと結雨さんも。そもそも、どうして二人のどちらかが裏切っているとお考えなのですか?」

〈なるほど。やや感情的ではあるものの、的確で必要な質問だ〉


 疾凍は一呼吸おいて、しかし、明確な答えは出さなかった。


〈……そう、可能性、あくまで可能性の話だからね。君が言うようにどちらも裏切っていないこともあるだろう〉

「遠回しな表現は嫌いなはずでは」

〈ハハハ、確かにそう言ってしまった。しまったなあ〉


 数秒、思案するような空白の時間が流れた。プツプツと小さな雑音が聞こえるスピーカーから小さなため息が聞こえた後、疾凍は答えた。


〈説明するまでもなく、君たちがこの町で何を守っているのかを知っているのは、私しかいない。……そのはずだが、三日前、何者かによる物理的なアクセスをされた形跡が出てきた。この町の外部から秘密への接触は不可能な状態にしている以上、この町にいる何者かが接触してきたのは間違いない。そう考えると、最も近い立場にいるあの二人を疑わなければいけないのは当然のこと。……無論、秘密に関して蚊帳の外の君を置いてね〉

「では、お二人の行動に問題はあったのですか?」

〈無い――と、言いたいが、私も常に二人の行動を把握しているわけではないし、これからもするつもりはない。その姿勢がこういった問題を引き起こしたと言われればそれまでだが……私も頭を悩ませているところさ〉

「では、その無実を証明できればいいのですね?」

〈そのときは姿を見せて謝罪するよ。わたしは存外、紳士だからね。なんてね〉

「わかりました。やってみせます」


 疾凍の「以上だ」という言葉に従い、御依里は重たい足取りで古書店の奥へと去っていった。

 残された店長人形からは、スピーカーから聞こえる雑音がプツプツと聞こえていたが、十数秒置いて、一言だけ聞こえてきた。



〈仮に、二人とも裏切っていた時……音古鐘くん、君はどう動くのかな〉


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