第9話 決戦の果てに
あれから数日が経った。一龍と僕は付き合い始めた、元々僕の容姿、立ち振る舞いから女子として見られている部分があり周囲の人間からは自然と受け入れられた。教師たちは仲が良いといった風に黙認した。
「熱々だな」
「そうでしょう!一龍今日も起こしに来てくれたんだよ」
「当たり前だろ、通学途中に襲われでもしたらどうするんだ」
それに最近、色っぽくなったといわれることも多くなった、一龍の好みに合わせようと努力を続けている成果だ。
「はいはいノロケはいいから早く行きましょう、学校遅れるわよ」
ほんの少し変わった日常風景、僕と一龍の関係。それでも僕たちは歩き続ける、未来へ。
男の娘の決意 ヴァレンタイン編 河過沙和 @kakasawa
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