内気な主人公が怪奇現象に悩まされながら、その土地や日常と少しずつ馴染んでいく物語。登場人物たちも魅力的で、ぞくっとしたりほろりとしたり、短編連作のため最新話まで飽きることなく楽しんで読めること間違いなしの一作です!
ライトノベルではなくジュブナイルと呼ばれていた頃を思い出させる作品です。 何の力も持たない少女が怪異に出会い、それを乗り越えて成長する。ホラーと青春モノを同時に楽しめる作品であり、派手さはありませんが落ち着いて読める作品なので、アクションとかには飽きたという方にはピッタシの作品でございますのでご一読のほどを。