第6話
冬休みになると私は文研に行く日があった。
運動部とは違うからあまり活動日がないし部活の時間も少ない。
私はその日はあまり文研に行く気がしなかった。
どうせ文研に行ったってトウゴくんはいない。
いつしか私は文研に行くのが楽しいのはトウゴくんに会えるからだと気づいた。
トウゴくんが私に彼が
いちばんめ。
それが特別に感じてすごく嬉しかった。
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