3 ガーディアンガールと古びたビルでの出会い

 風ヶ原第一高校が建てられた場所は、歴史的にはかつて城があった場所だ。そのため高校はなだらかな坂を登った小高い山の上に座し、高校も市立図書館も外堀に囲まれている。城は数百年前に大火によって焼け落ち、現在山の上に広がるのは城址公園だ。観光地として賑わっているわけでは決して無いが、地元の人々が通りがかりに足を休める姿がよく見られている。

 日没を迎えたばかりで、空はまだまだ明るい。家々を、外堀を流れていく水を、楓の頬を夕焼けが照らそうとしている。それでも、日没が過ぎればそこから先はナイトメアの時間だ。変身トランスした楓は、携帯電話スマートフォンの地図アプリを確認しつつ、人気のない裏路地を注意深く歩む。見られないように、人に見つからないように。

 そんな楓にライチが話しかけた。

「そんなに警戒しなくても……。変身トランスしてれば結界の効果で人目につきにくくなるし、だいたいの人間は近づいて来ないから、人気の少ない所を行けば平気よ」

「う、うん……」

 楓は頷くが、それでも限りなく人気のないところを歩きたかった。2週間経っても、やはりこの格好は恥ずかしすぎる。

 今日、楓たちが監視することにしたのは三ヶ所。風ヶ原第一高校周辺と、町の南方に位置する丘の上にあるショッピングモール「モール風ヶ原」。そして、海沿いにあるマリンタワー「スターチス」。アカザのアパートからもっとも遠いマリンタワーには高速移動できる棗が、「一高」周辺は在校生で土地勘のある――ということにされたが、実際学校と図書館と家を往復するだけの生活をしているので土地勘などあってないようなものだ――楓が、そして残りのショッピングモールは譲葉が担当することになった。三人が別行動をする時は、ライチは一番経験の浅い楓につくのが基本だ。

『スターチス到着~!』

『さすがめー、早~い』

『うーん、金曜の夜ともあってリア充ばっかりだ。爆発させるか』

 バカ言ってんじゃないわよ、とライチがぼやいた。

 楓の耳には遠くにいる譲葉と棗の言葉がテレパシーとして届く。そして楓の声を二人に伝えることもできる。ガーディアンガールは教育係ライチを経由してテレパシーで会話を行うことが可能だ。それにしても、ライチの担当区域である風ヶ原町内であればどこまでもテレパシーが届くということを聞いた時は驚いた。ちなみに譲葉と棗がガーディアンガールになった折、ライチの要領の悪さを見かねたアカザもライチとテレパシーを交わす契約を結んだとか結ばないとか。このやり取りもアカザに聞こえているのだろう。

『聞いてよ、展望階のカフェに新作! マンゴーパフェにバナナラテだって。今度行こーよ、アカザ姐も誘って』

『いきた~い』

「真面目にやんなさいよアンタたち!」

「まあまあ、ライチ落ち着いて」

 基本的に奔放な棗と、なんだかんだで棗のノリに合わせる譲葉なので、二人は自由だ。ライチは歯に衣着せぬ物言いをするため、楓は最初こそ怯えていたものだが、譲葉や棗が後押ししてくれたし、ライチも理由なく人を罵倒するというわけではなかった。そうこうしているうちに慣れ、今ではライチを宥めるのはすっかり楓の役割になった。

『異常なーし。このまま監視続けるぜ』

『わたしは~……着くまでもう少しかかるかなぁ』

「わかった。私も見回りを続けるね」

 そう言うと、楓の耳の奥は静かになった。





 西の空、茜色がほんの少しずつ、夜の色に変わろうとしている。楓は人の多い通りを避けて狭い路地に入り込むと、建物に背中をもたれてからふうと息をついた。ライチが飛んできて、楓の体の影に隠れる。妖精の羽が放つ光は、暗い場所では目立つ。

「……それにしてもアンタ達3人、本当に仲がいいのね」

 路地の中から外を伺っていた楓は振り向いてライチに向き直る。 

「うん、小学校……ええと、5年間一緒だったから」

 楓と譲葉・棗が知り合ったのは小学校5年生のときだ。小学校、という概念がライチに通じるのかわからなかったので言い直したが、その気遣いは無用だったようだ。ライチは頬を膨らませて、小学校・中学校・高校・大学でしょ、そのくらい知ってるわよ、と言った。

「それがどうかした?」

 楓は問いかけた。ライチの羽が小刻みに揺れている。

「ナイトメア退治よ。暗い顔で戦われるよりは、誰か仲の良い相方がいて、楽しそうにやってる方がマシって思っただけ」

 アンタは他の二人と違って真面目にやってくれるしね。そう言ってライチは翻る。

 楓はこの2週間、ずっと心に溜め込んでいた考えを言葉にした。

「……こんなに簡単に戦えていいのかな。戦うってもっと難しくて苦しいものだと思ってた」

 戦うという言葉に込められたイメージ。戦争、紛争、兵役――。それはもっと苦しくて残酷で凄惨で、筆舌に尽くしがたい、そういうものだった。

 だが、ライチは楓の憂いを吹き飛ばすように、明るい声色で答えた。

「ナイトメアに手こずるような子はそもそもガーディアンガールにしないわ。それを見極めるのが私の仕事」

 ライチはふふん、と笑って、したり顔で胸を張った。

「言ったでしょ、アンタには素質があるって」

 楓は照れくさくなった。

 たとえそれが人智を超えた不思議の世界の摂理だとしても、自分になにかの素質があり、それを活かせているということは、楓の心を勇気づけるものだった。

 だからこそ、ライチに言っておかないといけないことがある。

「……ライチ、私ライチにお礼を言わなきゃ」

「え? 何よ急に」

 ライチが訝しむ。楓は譲葉と棗の顔を思い浮かべながら、言った。

「受験勉強に力入れだしてから、あまり二人と遊ばなくなっちゃって……それで高校が別々になって、このまま会えなくなっちゃうのかなって思ってた。でもまた会えた。どういう形であれ、それはライチのおかげだから。感謝してる」

 学校で感じている孤独は、譲葉と棗が一緒にいる時は忘れてしまう。この2週間で、楓は随分と体が楽になったような気がしていた。最初にガーディアンガールになれ、と言われた時はそれはもう面食らったものだが、結果的にこれで良かったのだと、楓は思う。

「あ……あらそう。お、大いに感謝なさい」

「うん」

 楓は微笑んだ。ライチはこれまで反抗的な態度の譲葉や棗の相手ばかりしてきたため、楓の素直な言葉にすっかり毒気を抜かれてしまっている。

 そうして、やがて町が少しずつ闇に包まれていく。このまま穏やかな気持ちでいたい楓だったが。

「……この気配」

 敵はそれを許してはくれない。指先に電流が走るような感覚。

「ナイトメアだ。近い」

「……行くわよ!」

 駆け出す楓、並走するように飛ぶライチ。棗からテレパシーが飛んでくる。

『やっぱりそっちに出たか! どうする、加勢する? あたしならすぐ行けるけど』

「譲葉も棗も動かないで! そっちに出たらアンタたちは自分でなんとかして!」

 ライチが指示を出す。三人が分かれて行動している時に司令塔になるのはライチだ。ライチは新米だと言われていたけれど、彼女の動きは決して遅鈍ではない。

『棗、オッケー!』

『譲葉りょうか~い。でんでん、がんばって~』

「ありがとう!」





 ナイトメアの気配を追いかけて走り続けた楓が辿り着いたのは古びた5階建てのビルだった。学校からは離れたが、このビル近辺にナイトメアが出現してもおかしくはない。

 なぜなら、このビルには老舗の高レベル個人指導塾が入っているからだ。中学生の頃、楓はここに通わないかと紫苑にもちかけられたが、父娘おやこで家計とじっくり相談した結果、結局はやめた。通りがかるのはその時以来だ。

 建物の老朽化によって、今は3階に塾が入っているだけで他の施設テナントはない。塾のスタッフと生徒だけがビルを出入りする環境だが、このビルは楓と同じ「一高」の生徒や、「一高」を目指す10代の少年少女の巣窟だ。10代の少女が特別高い魔力を持つのであれば、ナイトメアが惹かれて現れるのもさもありなん、といったところか。

 ビルの裏路地に回り込んだ楓の前に、黒い影が姿を見せた。


「……これは!?」


 背の高い寸胴体型は、遊園地にいる動物の着ぐるみや、ご当地宣伝マスコットの着ぐるみを思い起こさせる。短い手と短い足。そして異質なのは頭から生えた角だ。図鑑で見たビッグホーンの角に似た、ぐるりと巻いた長く鋭い角。

 真っ黒い体、その体からゆらゆらと空に向けて揺らぐ黒い煙、そしてナイトメア特有の嫌な気配。それはいつも戦っているナイトメアと同じだから、これもナイトメアと考えて良さそうだが――。

 楓は譲葉と棗にテレパシーで語りかける。しかし、二人から帰ってきたのは「そんなナイトメア、見たことない」という返事だった。

(……自分の力でなんとかしなきゃ)

 自分はここを守護する者としてライチに選ばれたのだ。楓は自分を奮い立たせる。

 ところが、ナイトメアは楓に背を向けた。どうして? 今まで出会ったナイトメアは、ほとんど出会い頭に突っ込んでくるものだったのに。楓の頭の中を疑問符が占める。

 角を生やしたナイトメアはのろのろ、のたのたと小さな歩幅で歩くと、ビルの角に差し掛かった。まさか。ビルの入り口を目指している?

 ――止めなきゃ!

 塾の生徒やスタッフに被害が及ぶことがあってはならない。それを防ぐのが楓たちのやるべきことだ。楓はアミュレットを剣に変え、構える。

(向こうから来ないのなら、こちらから仕掛けるしかない)

 楓は地面を蹴り、剣を振りかぶる。その剣先がナイトメアに届こうという時。

「!!」

 楓は悪い予感を覚え咄嗟に後ろに跳ねた。角の動きでナイトメアが振り向いたのがわかる。ナイトメアは腰を落とすと、角を前に突き出して疾風のごとく突っ込んできた。

「――ッ!」

 さっきまでののろさからは想像できない速さだ。棗の瞬間加速アクセラレイターを普段から見ていなかったら反応できなかったかもしれない。楓は咄嗟に剣を横にしてナイトメアの角を受け止めた。岩石に剣を当てている感触だ。まるで斬れる気がしない。

(――固い!)

 足を突っ張るがナイトメアの突進を抑えられない。背後に迫るビルの壁。このままでは挟まれて押し潰される。楓は咄嗟に剣を左に突き出した。ギャリギャリと角の表面を削る音。楓はナイトメアの突進をいなし、その巨体の横をすり抜けた。壁に衝突する間一髪のところで楓は前に転がり、ナイトメアと壁、というプレス機にかけられることを免れた。

 楓はすぐさま体勢を立て直す。ナイトメアがまた突っ込んでくる。棗ほどの速さは無いとはいえ、今まで戦ってきたナイトメアとは段違いの素早さだ。楓は転がって突進を避けた。ナイトメアが壁に激突する。

 ナイトメアは壁にめり込んだ頭を壁から抜くような動作をしている。壁にはヒビ一つ入っていないのだが、そんなことは考えていられない。

(壁に突っ込んだ後は隙だらけ。攻撃するならその時だ)

 楓は攻撃のイメージを固め、壁を背にしてナイトメアを誘う。それに乗って突っ込んでくるナイトメア、楓は高く跳び上がってその攻撃を避ける。空中で体を捻り、剣を掴む両手に力を込め、楓は落下しながら剣を振り下ろした。楓の剣は壁から頭を抜こうとしているナイトメアの体を縦にぱっくりと割った。辺りを黒い煙が満たす。

 ナイトメアが消滅すると、楓は立ち上がり剣をしまった。

 全く見たことのないナイトメア。楓は今まで、翼と触覚を持ったナイトメアとしか交戦したことがない。

「これが、ナイトメアが進化するってことなの?」

「まあ……そんなものだと思うわ」

 楓は空から降りてきたライチに尋ねたが、その答えははっきりしない。ライチもこのナイトメアを見たことがなかったのだろうか。

 ぴり、と軽い痛みを感じ、楓の考えはそこで止まった。痛みを感じた場所に視線を移した瞬間、楓はうわ、と声を漏らして顔をしかめた。

 右肩から血が流れている。最初にナイトメアの突進を剣で受け流してかわした時、ナイトメアの鋭い角が肩をかすめたのだ。流れる鮮血が楓の服の袖を汚している。

「……でも、結構血が出てるのに全然痛くない……」

 傷口の感覚は、指で強く押されるか、つねられている程度の痛みだ。とくとくと流れる血。楓は左手で傷口を押さえようとするが、ライチが体でそれを制した。

変身トランスしてる間は痛みは少ししか感じないの。それに治癒能力が高まってるから、この程度の傷なら放っておけば勝手に治るわよ。下手なことしなくていいわ」

「そ、そっか」

 ライチの全身でぐいぐいと左の手のひらを押されて、楓は手を下ろした。ライチはもっと早く教えておくべきだったわね、とこめかみを指で押さえた。

「そもそも2週間やってきて今まで無傷だったのが不思議よ。譲葉や棗なんかいっちょ前に生意気な口叩いて生傷作りまくってたんだから……」

 肩をすくめてわざとらしくため息をつくライチ。楓は言った。

「二人が心配なんだね」

「ば、バカ言わないでよね! 私は教育係としてアンタたちにまっとうに育ってほしいだけよ!」

 ライチは即座に怒鳴って否定する。陽は完全に落ち、青色が支配する時間帯になってきてライチの表情は見にくいが、それでも楓にはライチの言動が照れ隠しであることがなんとなくわかった。

 微笑ましい気持ちに自然と笑みを浮かべると「なんなのその顔は!!」とライチが食って掛かってくるが、二人はそこで止まる。遥か遠くに、ナイトメアの気配。

『ゆず、でんでん、聞こえる? スターチスから北にちょい行ったとこに出たっぽい! あたしこれから行くわ!』

「わかった!」

 棗からのテレパシーに返事をする楓。

『でんでんが印つけてたあたりだね~』

 譲葉がのんびりした声を出した。どことなく暇そうだ。ライチが指示を出す。

「私は棗の所に行くわ。譲葉は指示があるまで待機して」

『はいよー』

「楓はー……30分ここで待機。追加でナイトメアが出ないか見張って、あと一応人の被害も出てないか確認して。何もなければ棗と合流して」

「うん、わかった」

 楓が了承すると、ライチは光の筋を残してあっという間に天高く飛び上がり、そして姿を消した。

 ライチを見送った楓は、ビルの入り口に向かった。ナイトメアに襲われたり、あるいは楓の結界で倒れたりした者がいないか調べないといけない。最近は結界を必要最小限に展開できるようになってきたが、それでもその結界に巻き込まれて眠り込む人間はいる。

 人目のある場所だ。本当は制服姿で中に入りたいが、そうするとナイトメアが出現した時の初動が遅れる。楓はビルの入り口付近をこそこそと覗き込み、人がいないことを確認して中に入った。

 ビルの中は5階までが吹き抜けになっており、上階へと螺旋階段が遥か高くまで続いている。うっすらと見える明かりは、3階にある塾のものだろう。かつてはシックな印象を醸し出していたであろう螺旋階段も、ビルが古くなった今は寂しい印象を抱かせる。

(見つからないようにしないと……)

 楓は抜き足差し足で螺旋階段を登り始めた。





 30分が経った。ナイトメアの気配はない。

 楓は塾のスタッフ・生徒に気づかれないように1階から5階までをくまなく調べ周り、被害にあった人間がいないことを確かめた。

 そして今、楓は1階の螺旋階段の影に身を隠して息を殺している。塾での学びを終えた生徒たちが、わいわいと語らいながら階段を降りて、エントランスから出ていく。戻ってこないで4階か5階にいればよかった、と楓は肩を縮こまらせる。結界の効果と階段の配置のおかげで、わざわざ螺旋階段の裏側の様子を見に来るような生徒はいないが、塾の上階であればこんな心臓に悪い思いをすることもなかっただろう。

 現状、棗は現れたナイトメアを殲滅し、マリンタワーから南下、アカザのアパートに向かっていた。棗が交戦したナイトメアはいつも見ている翼を持ったナイトメアで、楓が戦ったものとは違うようだった。後で情報を共有しておかないと、と楓は考える。

 楓はライチの指示通り、棗と合流しなければならない。譲葉にもライチから合流の指示が出ている。今晩のナイトメア殲滅はおそらく終了だろう。

 階段を降りてくる足音がなくなった。生徒のほとんどが塾から出たと見てよさそうだ。楓はふうと息をつき、携帯電話スマートフォンを取り出して地図を開く。ここから、棗たちと合流するにはどうすればいいか?

 大通りを渡らなければならない。どうやって渡るか。

 人目につく場所だ。この格好では大通りを歩けない。しかし変身トランスを解いたら移動速度が格段に遅くなる。人通りの多い所を歩く時だけ変身トランスを解くのは手間だし、テレパシーが聞こえないのはいざという時に困る。

 どうしたものか、そう考えた楓の目に非常階段への扉が目に入った。

(……非常階段から屋上まで上がれるかな? そうしたら跳んで行けるはず)

 いつも槍に乗せてくれる棗がいない場合。建物の屋根を跳び渡るのが、最も結界の効果を発揮させ、人目につかず、迅速かつ効率的に移動できる手段だ。初めて譲葉に手を引かれて大通りを跳んだ時は生きた心地がしなかったが、今ではだいぶ慣れてきた。

 よし、屋上に行こう。楓は非常階段へ続く扉のドアノブを握った。――ところが。

 楓がドアノブをひねろうとしたその瞬間、ドアノブはぐるりと勝手に回った。そしてドアは手加減なしの力で引っ張られる。ドアノブを握ったままの楓はその体をぐいと引かれてバランスを崩す。

 楓は素っ頓狂な悲鳴をあげながら、転がるボールのように非常階段の方に転げ出て、思い切り倒れ込んだ。

「……な、なに……?」

 体をさすりながら、楓は顔を上げた。

 見上げた楓の視線の先。

 ドアノブを引っ張ったであろう手。黒いローファー。赤みがかったブラウンのスラックス。ワインレッドにグレーのストライプのネクタイ。楓が扉を開けるより先にドアノブを引いたのは、楓と同じ高校の制服に身を包んだ男子生徒だった。

 楓は真っ青になる。

 楓は、その少年の顔を、どうしようもないほどよくよく覚えていた。


(――うちのクラスの……伏見くん……!)

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