五百文字ちょっとでも、人間ドラマが色濃く描かれていて、ラストにはぐっときました。一つの回想と台詞のやり取りから、この兄弟の仲の良さが伝わるからこそ、様々な物語の背景を想像させます。過不足ない文章から、ラストの描写に息を呑みました。